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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

紐を使って

これ、「Groffman Visual tracing test(グロフマン ビジュアルトレーシングテスト)」の一部です。

IMG_5859.jpg

おもに追従性眼球運動(パスート)の評価に使われます。

Aから線を眼だけで辿っていって、1~3のどこに到達するかを答えてもらい、正解・不正解および回答時間をチェックするというもの。


もちろん、単にテストとしてだけでなく、こういう感じで紙に書かれた線を眼だけでたどるトレーニングをすることで、パスートを鍛えることは可能です。

ところが、中には線をうまくたどれない、というか意味合いを理解しにくい子供さんがおられます。

つまり、通常なら、こういうふうに辿るべきところを

1105011.jpg

こういうふうに辿ってしまうケースがあるのです。

1105012.jpg

これだとトレーニングにはなりにくいので、ちょっと工夫が必要です。


紙に線を書くかわりに、紐を使って同様のことをします。

IMG_5889.jpg

右手(左右の概念が希薄なら、片方に手袋をしておいて手袋をしているほうの手と言ってみたり、今動かしているほうの手などと言ってみたりして、どちらの手かを認識させる必要があります)の紐は、青と黄色どちらの玉に行くかな~、と。

紙に書いた線よりも、リアルな紐のほうが、辿るという意味を理解やすいのかなと思うわけです。

紐を握っているのは、眼で辿るのではなく先端の状態の違いで判断させないための措置です。

IMG_5860.jpg

先端を握らずに何回かやれば、察しのいい子供さんなら、どっちの紐が青かが、先端を見ればわかってしまいますので。


とりあえず、正解と思うほうにたどり着いたら、ビーズを掴んでもらって、同時に上に引っ張り上げます。

IMG_5890.jpg

当たっていれば、紐は空中で張るわけですが、外れればダランとします。

IMG_5891.jpg

先端を握る替わりに、本や紙などで隠してしまえば、3本以上の紐を使うことが可能になります。

ゲーム感覚でやってもらえればよいのです。
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  1. 2011/05/01(日) 23:53:29|
  2. ビジョントレーニング
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