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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

冬でも濃くなる

レンズの色濃度が変化するレンズを「調光(ちょうこう)レンズ」と呼びます。

「へんこう」レンズと勘違いされているかたも多いようですが、こちらは「偏光」と書きまして、水面や路面などの反射光を遮断する効果があります。


さて、この調光レンズ、室内では色が薄く、外に出ると濃くなるということから、サングラスとしての利用が多いわけで、どちらかというと夏場に注目されやすいものかもしれません。

ところが、必ずしも夏場に向いているかというと、決してそうとも言えず。。。

調光レンズの濃度変化に影響を与えるのは、おもに「紫外線」と「気温」です。
紫外線の量が多く、気温が低いほど、色は濃く変化します。
また、紫外線の量は多くても、気温が高すぎると、変化の量は少ないのです。

たとえば、晴天の雪山と、真夏の浜辺とで比べたら、おそらく雪山のほうが濃くなるでしょう。


これは8月中旬、晴天時33度の屋外に90秒置いたときの濃度(使用レンズ ホヤ サンテックネオブラウン・グレー)

90sec30c.jpg

これは、同じ種類のレンズ(グレー)を、12月下旬、晴天時11度の屋外に90秒置いたときの濃度
1012281.jpg

どちらも当店店頭で試したもので、ほとんど変わらない濃度になっています。


ちなみに、一番色が薄い状態はこちらです。

sunteckroom.jpg


なお、調光レンズは運転時にはあまりサングラスとしての効果を発揮しません。
昨今の自動車の窓ガラスはほとんど「紫外線カット」効果が備わっているため、濃度変化に必要な紫外線が車内に入ってこないので、色が濃くならないのです。


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  1. 2010/12/28(火) 23:37:31|
  2. メガネ・フレーム・レンズなど
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