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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

Spinal galant

昨日の記事で、息子が椅子に座らないという話をしました。

それに関連して、椅子に座るとモゾモゾ体を動かして落ち着かない、なんていう子供さんがいらしたら、可能性として、Spinal galantの残存を疑ってみましょう。

Spinal galantは原始反射の一つです。
この反射は、直接的には視機能の発達に影響がないので以前の原始反射シリーズの記事には載せませんでしが、滞米中に見学していたクリニックではチェックをしていました。

Spinal galantが残存している影響として、
・そわそわする
・おねしょが治らない
・集中力がない
・短期記憶が苦手
などといった症状が挙げられ、集中力や記憶に関しては、視機能や視覚の弱さでも起こり得るものですから、それとの区別をつけるためにチェックが必要ということなのでしょう。

どういう反射かというと、乳児がうつ伏せで寝ているときに、脊椎の左側もしくは右側に沿った刺激に対して、お尻が刺激を与えられたほうにクイッと傾くというもの。

出産時、産道壁で背中がこすられるたびにお尻が動くことで、乳児が産道を降りることを助けるのだそうですが、そのときの反応が残存していることらよるものだとか。
通常は生後3~9ヶ月で消失します。


あいにく、息子でチェックしている画像を取り損ねてしまい、既に反射も消失してしまっているため、当時見学していたクリニックで撮らせてもらった、残存のチェック法に関するイメージ画像を。

被検者は四つん這いになり、両足と両手は同間隔で開きます。
手と膝で体を支えるのですが、全身の力は極力抜いて、下を向きます。

1011071.jpg

検者は、被検者の脊椎から1cmほど離れた位置を、脊椎に沿ってお尻のほうへサッと撫でます。
このとき、被検者の上体や腰がクネッと動けば反射が残存していると判断します。

101072.jpg


この反射が残っていれば、背中に対する刺激に反応してしまうため、椅子の背もたれに寄りかかることが困難(背中を虫が這っているような感覚に襲われるらしい)になるわけです。

対処法としては根気が必要になりますが、背中へのマッサージ、たとえば背中にシャワーをあてながらタオルで洗うようなことが有効になるかと思われます。
指で背中に文字を書き、何の文字を書いたか当てさせる、といったこともよいかと。
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  1. 2010/11/07(日) 23:29:37|
  2. 視機能・視覚・検査など
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