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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

回転寿司は、なぜ右回りなのか

ある情報雑誌で、回転寿司の特集がありました。
その中で、回転寿司の疑問に答えるコーナーがありまして、こんなQ&Aが載っていたのです。

migimawari.jpg

私は、この回答に釈然としないものを感じました。

試しにネット検索してみると、

・日本人は右眼が利き眼の人が8割(もしくは7割)
・利き眼が右なので、右から流れてくるネタを早い段階で確認できる
といったことが定説となっているようでした。


利き眼が右の人が8割近くいるというのが事実かどうかはさておき(そもそも、利き眼の定義自体が曖昧です)、この問題を眼に着目して論じるのなら、私は利き眼ではなく、眼の動かし方と脳の認識の癖にあると考えます。

ちょっと横道にそれますが、眼鏡学校で瞬間視を鍛えるパソコンプログラムを
やったときのことです。

このプログラムは、ほんの一瞬(0.1秒とか0.2秒など)何桁かの数字が、
モニターに表示されるようになっています。

たとえば

8791435

という数字が見えた(ように感じた)のであれば、解答欄に

8791435

と入力するわけです。

仮に、0.1秒で7桁の数字を安定してとらえる事ができる人がいたとします。
その人に、全く同じ条件で数字を見せます。
ただし、数字の入力を右から左の順番でやらせます。

つまり、上記の数列であれば、見た目の数字の並び方は同じであっても、
入力は5→3→4→1→9→7→8としなければならないのです。

こうすると、正解率が急激に低下、もしくは正解するまでにかかる時間が長くなります。

なぜなら、瞬間的に見えたものを、左から右に記憶しているため、右から左の順で答えるのは
難しいからです。

これは、横書きの文章を左から右に綴る文化をもつ人種なら、同じだと思います。

このことを踏まえて考えると、お寿司の皿が右から左へ流れてくれば、左から右へ眼を動かすことに慣れている人にとっては、自分に向かってくるものを
順番に拾っていけばよいので、極めて自然なのです。

もちろん、流れてくるネタを順番に記憶する必要はないわけですが、要はそのほうが心地よく感じるのではないでしょうか。

いや、新聞や本を読むときには、右から左へ視線を動かすではないか、という意見もあるでしょう。
でも、それは縦読みの場合ですよね。

横書きの文なら、左から右に向かって文章を読むのだから、横読み式の電光掲示板のニュースは右から左に文字が流れていきますよね。

そういう動きに慣れているから、逆に左から右へ流れると何となく違和感を感じるのではないかと推測します。
違和感を感じたら、食が進まなくても不思議ではありません。
食が進まなくては、商売になりません。
かくして、右回りが主流になったと。

この理屈でいけば、利き眼云々というのは、大きな意味はないと考えます。


利き腕が右の人が多いから、右手で箸を持って、左手で皿を取る人が多い。
左手で皿を取るには、逃げるものを追いかけるような動きを要する左回りよりも、向かってくるものを受け取る動きになる右回りのほうが具合がよい。
だから右回りになる。
という考え方もあるようです。

これは、なるほどと思います。
あくまでも、右利きの人にとってですけど。

以上、まったくの個人的見解でした。
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  1. 2009/01/21(水) 23:50:25|
  2. 視機能・視覚・検査など
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