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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

マルチコート

右と左のレンズ、色の違いのほかにも違いがあります。
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レンズ表面に映っている白っぽい縦線や横線、これは天井の照明が映り込んでいるのですが、この映り込みかたのハッキリさが違うのにお気づきいただけますでしょうか。

左側の映り込みがハッキリしている(より白っぽく見える)ほうが「ノンコートレンズ」、つまり何もコーティングをしていないレンズです。
そして、右側のレンズが「マルチコートレンズ」です。
マルチコートは「反射防止コート」とも呼ばれます。

このように、マルチコートはレンズ表面の反射を抑えるとともに、可視光線の透過率を上げて明るくすっきりとした視界を提供する効果があります。
他人から見られた時も、マルチコートがかかっているほうが、レンズ面の反射が少ない分自然な印象に感じられるのではないでしょうか。

現在の度付きレンズは、ほとんどと言っていいくらいマルチコートが標準装備されていますので、普段からメガネを掛けている人は、マルチコートレンズの見えかたに慣れているわけです。

そのため、マルチコートのかかっていないレンズを装用すると、レンズ面にチラチラとした反射が映り込んでいるのが煩わしく感じることが多いようです。

一方、ふだん裸眼で生活しているような人にとっては、仮にマルチコートでないレンズを装用しても、比較要素がないために、別段気にならないことのほうが多いのではないかと思います。


ところで、ふだん裸眼で生活している人が、なぜメガネを掛けるのか?
そう、サングラスです。

雑貨屋さんなどで売られているサングラスレンズは、基本的にマルチコートなどという気の利いたものはかかっておりませんが、メガネ屋さんで気に入った枠に度なしのカラーレンズを入れる場合、マルチコート付きにするかしないかを聞かれることがあるかもしれません。

当店の場合、マルチコートのある・なしでお値段が変わってきますので、必ずお尋ねすることになりますが、マルチコートの最大の弱点は熱に弱いということでしょう。
真夏の車の中になど放置しておくと、レンズにクラックが入るリスクが高くなります。

ですから、扱いがぞんざいなかた、車の中に置きっぱなしにしてしまいそうなかたは、マルチコートなしのほうがよいようにも思います。

そうでなければ、個人的にはマルチコートをお勧めしたいですがね。
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  1. 2010/06/27(日) 22:58:51|
  2. メガネ・フレーム・レンズなど
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