FC2ブログ

キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

眼科受診をお願いするケース

今のメガネが(もしくは裸眼で)見えにくくなってきたので、ということで、当店での度数測定の上でメガネの作製をご希望されるというのは、普通にみられるパターンです。

しかし、測定した結果、どちらかの、もしくは両方の眼の矯正視力の向上が芳しくないということがあります。

以前にも当店でお調べしている場合は、前回の矯正視力と今回の矯正視力とを比較することが容易です。
前回1.2の矯正視力が出ていたのに、今回は0.6までしか上がらない、というような場合、見えにくい原因は単純な度数の変化とは考えにくく、根本に眼疾患があることを想定するのが普通です。

したがいまして、メガネを作る前に眼科受診をお勧めすることになります。

当店での測定が初めての場合は、前回との比較ができません。
矯正視力が、たとえば0.8にしかならない場合、元々0.8がそのかたの最高視力なのか否かは、わかりません。
しかしながら、前に比べて見えにくいということで来られていて、測定した結果、前と比べてたいして変化がないのであれば、それはやはりおかしいでしょう。

ですから、やはり眼科受診をお勧めすることになります。

「見えにくい」という主訴で来られた場合、度数を変えても主訴の解決にならないわけですから、メガネを変える意味もないですので、眼科受診を受けいれていただきやすいです。


一方、「フレームに飽きてしまった」「レンズが傷んできた」「なくしてしまった」といった主訴でメガネを新調するにあたって度数測定をした結果が芳しくなかったという場合は、少々勝手が異なります。

基本的には、まず眼科受診をお勧めしますが、「見えかたには不自由していないから」「ないと困るから、早く欲しい」等々言われてしまうこともあります。
そうしたときに「眼科受診をしていただかないと、おつくりできません」と言うのも一つのスタイルだと思います。

ですが、私の場合は「このままおつくりしますけど、眼科さんには行ってくださいね」とお伝えすることが多いです。
(無論、ケースバイケースで、眼科受診を最優先させることはありますよ。)
商人としてお客様のご要望に添いつつ、最低限の職業倫理を満たそうとすると、そういった形にさぜるを得ないようには感じます。
ご注文を受けたあと、「家族に、眼科に行ったほうがいいと言われたから、キャンセルしたい」と言われることもあったりしますが、それで被る損失は、やむを得ないものだと割り切るしかありません。

先日、眼科受診をお勧めしたお客様は、診断の結果、眼底出血でした。
診断の結果、「疾患はあるけれど、メガネは作って構わない」ということであれば、こちらも安心です。
受診をお勧めした場合は、足を運んでいただけると幸甚です。




関連記事
  1. 2019/05/14(火) 23:44:20|
  2. 視機能・視覚・検査など
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
https://optkibebe.blog.fc2.com/tb.php/3605-2d0b40b7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)