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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

21項目検査 #13 (リバイバル)

ブログを9年続けていると、古い記事が埋没してしまいます。
多少はタメになりそうな記事も書いているので、埋もれさせたままも、もったいないかなと思います。

7年前に投稿した21項目検査についての記事を、順次再アップしていくことにします。
(必要に応じて加筆修正します)

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今週の21項目検査は、#13です。

#13Aは裸眼、もしくは現在装用眼鏡度数での近見斜位、
#13Bは#7(#7A)を通しての近見斜位
となります。

重要視されるのは、#13Bです。

なお、#8でも触れましたが、21項目検査における斜位は、すべて融像除去斜位です。


#13以降の検査はすべて近見ですから、フォロプターの前方に棒をつけて、通常は眼前40cmの距離に視表をセットします。

IMG_5377.jpg

IMG_5378.jpg

#13の検査は、#8と同じ方法で行なうのがよいと思います。
つまり、#8をマドックスでやったのなら#13もマドックス、#8がフォングレーフェ(プリズム分離)なら#13もフォングレーフェで、ということです。

マドックスの派生で、Modified Thorington法(モディファイド ソーリントン)というのもありまして、これは眼科で使われる正切尺法の近方バージョンになりますが、

1102091.jpg

遠見で正切尺法をやらないのであれば、測定方法が異なるのが問題点かと思います。

近見での検査は調節力が働くため、調節力の安定を図るためにも、文字視表を用いたフォングレーフェ法を推薦する参考書もあります。
(ということは、遠見もフォングレーフェで測定したほうが統一性が出るわけです)


また、#7(#7A)の度数から+1.00Dないし-1.00Dを付加した状態で#13Bを測定し、それと本来の#13Bの値とでもって、Gradient Stimulaus AC/A比を求めることも可能です。


なお、老視のある場合、特にフォングレーフェ法においては、視標の明視が困難のため、プラスレンズを付加していき、視標が読める状態になった度数を通して測定することになりますので、どんな度数を通して測定したのかを付記しておく必要があります。
※これは、眼鏡処方のための加入度とは異なります。

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  1. 2018/04/11(水) 23:50:56|
  2. 視機能・視覚・検査など
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