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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

かなりの不同視

当店では「ウスカルフーム」の仕上がりイメージサンプルを、各種ご用意しています。
調製中にメッキを剥がしてしまったり、その他諸般の事情で販売できなくなってしまったものを使っています。

↓こちらは、36□30(FPD66)のウスカルフレームに、屈折率1.90ガラス球面設計レンズを,光学中心間距離66ミリにて組みこんだもの。

ixy_20180319_081.jpg

度数は
右 S-18.00 C-1.00 AX90
左 S-9.50 C-0.75 AX90

↓上から見た厚み

ixy_20180319_082.jpg

右 最大コバ厚 4.5mm
左 最大コバ厚 2.7mm

といった感じなのですが、このサンプルの問題点は、左右の度数差が大きすぎること。
お試しで掛けてもらっても両眼視困難なかたがほとんどです。


先日、「現在のメガネの左右度数のバランスが悪くて具合が悪い」というかたが見えられました。
度数の詳細は省きますが、

右 -14D
左 -9D

くらいのメガネを使われていまして、この度では右眼は全然見えていないとのこと。

ハードコンタクト常用で、矯正視力は左右とも1.0くらいまで出ているということなので、かなりの不同視に耐えられるかたとお見受けしました。

このかたに上記のサンプルを掛けていただきましたところ、「見やすい」と、やたら好評です。
こんな反応、初めてです。

完全矯正値を載せることは遠慮しておきますが、

右 -18D
左 -9D

くらいとご理解ください。

9Dの不同視ですので、どうかなと思ったのですが、やはり「見やすい」とのこと。
交代視しているだけじゃないかと思ったのですが、コの字テスト等できているので、両眼視されているご様子。

最終的に、ほぼこの左右差を持った度数で調製しました。


このことからうかがえるように、不同視への適応力は個人差が非常に大きいわけですから、「不同視だから」と安易に(確認もせずに)強度数側を低矯正にするのではなく、きっちりと装用テストをした上で調製度数を決定することが望ましいわけです。




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  1. 2018/03/19(月) 23:55:52|
  2. 視機能・視覚・検査など
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