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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

斜位の軽減は可能か?

パイロットを目指すための身体検査で、眼に関する項目があります。
色覚だったり、立体視だったり、深視力だったり、検査項目は航空会社によって異なるようなのですが、中には「斜位の量」を項目に入れているところもあるようです。

間違っているとまずいので、具体的な数値は出しませんが、外斜位だったら何プリズム以上はアウト、といった具合です。

そうしますと、当然、合格範囲を超える斜位のある人であれば、何とかして斜位を合格範囲内まで減らしたいと思うわけです。
その手段として、ビジョントレーニングが適切かと考えると・・・

私は、斜位に対するビジョントレーニングは、あくまでも斜位に打ち勝つことのできる筋力を構築することであり、斜位の軽減効果は薄いと考えています。

私自身の例でいえば、かなり外斜位が大きいのですが、トレーニングを通じて、平均値の倍近い寄せ運動能力を培うことができました。
でも、斜位の量自体はほとんど変化がありませんでした。

斜位の測定自体、環境等の要因によって、測定値は若干のばらつきが出るものですが、たとえば25プリズムの外斜位をトレーニングによって4プリズムまで減らせるかというと、疑問を感じます。

私は、寄せ能力が高いので、両眼視下でマドックスなりフォングレーフェなりを行なうと、正位ないし内斜位の反応を出す(測定値をごまかす)ことはできます。
が、それは真に斜位が減ったわけではないので、フラッシングテクニックを使われたり、カバーテストをされたら、ごまかしは利きません。


無論、「絶対」ということはないと思っていますので、斜位の軽減を目的としてビジョントレーニングを行うことを否定はしません。
ですが、過渡な期待をされることは控えたほうが良いのではと考えます。


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  1. 2017/12/20(水) 23:49:05|
  2. ビジョントレーニング
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