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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

テストレンズ

昔にネタにしたと思いますが。

これは、当店のテストレンズ(お試し用フレームに装着する)のうち、遠視矯正に使われる凸レンズです。

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眼鏡レンズの度数は0.25D刻みで増減するのが標準ですが、5.757→6.00→6.50と、6.00Dを超えると0.50D刻み、10.00Dを越えると1.00D刻み、と粗くなっています。
そのため、+7.25Dという度数を再現したければ、+7.00に+0.25を重ねたり、+11.75Dであれば+12.00と-0.25を重ねたりといった具合に、複数のレンズを重ねることになります。

が、これはできれば避けたいところです。
テストフレームが重くなりますし、度数の精度としても若干甘くなるリスクがあります。

もっとも、凸レンズに関しては、当店では⁺6.00Dを越えることは頻繁にあるわけではないので、やむを得ないかなと思うところもあるのですが、近視矯正用の-レンズは、そうもいきません。

初期セットでは、凸レンズと同じ度数パターンなのですが、-6.00Dを越えるかたは普通に来られますし、-10.00Dくらいは「まだ、弱いほうですよ」とお話しする感じですから、0.25D刻みでレンズは揃えておきたいものの、ものがりません。

なので、レンズを注文して自力で揃えることになります。

ixy_20171127_002.jpg

が、ここで問題になるのが、レンズの誤差です。

ixy_20171127_001.jpg

眼鏡レンズには、JIS規格で認められた精度上の誤差があり、-10.25Dで頼んだものが-10.35Dで仕上がっても許容されます。
が、あまり気持ちのいいものではありません。

テストレンズは、ほとんど誤差がありませんので、同じレベルで仕上げてほしいのですが、そうもいきません。
度数が強くなるほど、誤差ゼロで仕上がってくるのは期待ができません。
そこを踏まえて、なるべく誤差の少なく仕上がってきたもので、作ってはいますが。

そんなこともあり、-10.00Dから-16.00Dの間は0.50D刻みにしています。
たとえば、-14.25で頼んだものが-14.30、-14.50で頼んだものが-14.40で仕上がってきたら、両者の差は0.10Dしかありませんし。

多少高くなってもよいので、隙間の度数をテストレンズ化してくれるといいなと思うのですが、現実は厳しいようです。





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  1. 2017/11/27(月) 23:57:34|
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