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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

答えに窮するご質問

お電話で問い合わせをいただく場合、ときどき答えに窮することがあります。
ご質問の意図を正確に把握できず、どのようにお答えすればよいのか悩んでしまうケースです。

「斜視について調べていたら、おたくのホームページが出てきました。おたくは斜視のメガネの専門店なのですか?」

眼鏡店勤務の皆さん、あなたならどう答えますか?

「斜視のメガネ専門店」
果たして、この定義は??

「斜視に対応するメガネのみ」を扱っているということなら、当店は当てはまりません。

「斜視に対応するメガネの調製ができる」ということなら、当店は当てはまるかもしれませんが、どんな斜視にも対応できるメガネを調製できるわけではありません。
ご本人の融像力・プリズムの量や方向・像が回旋しているか否か、等によって、できるできないは変わってきます。
「専門店なら、どんな斜視にも対応するのが当然だろう」と言われるとややこしいことになるので、「はい、専門店です」というのは避けたほうが無難なようです。

ひとまず
「斜視のメガネ専門、というのは、どのようにとらえればいいのか、解釈が難しいのですが」
と頼りない返答をしますと、要は他店とはどう違うのか、当店でやっていることは他店ではできないのか、ということを知りたいご様子。

「斜視に対応する(と思われる)眼鏡処方箋を持参されるのであれば、たいていの眼鏡店で受け付けてもらえるのではないでしょうか。」
(仕上がりのよしあしについては個店差があるとは思いますが)

「眼鏡店で、斜視に対応できるメガネができるか否か、眼を調べてもらいたいということなら、あまり得意としていないお店もあるとは思います。当店はある程度のことまではできるだけの勉強はしてきています。」
(シノプトやヘスチャートはありませんし、ビールショーフスキー頭部傾斜試験を的確に実施する技術などはありません。)

そんな感じの返答をしましたところ、「ほかの店と同じような感じということですか?」と聞かれました。

「ほかの店」と言われても、どこと比較すればよいのかわかりませんが、間違いなく言えることは、
「当店でしかできない、というものは何もありません」
ということです。
(もちろん、店が違えば人も違います。性格も外見も声も匂いも何もかもが違うのですから、厳密にいえば私と100%同じことはほかの人にはできないし、他店のAさんと同じことを私が100%同じようにできるはずもないのは当たり前です。)

そのようにお伝えしたところ、「わかりました」ということで、お話は終わりました。


質問されたかたを愚弄するつもりは毛頭ないのですが、本当に知りたいと思われていることが何なのか、つかみきれませんでした。
ご満足いただける返答ができず、大変申し訳ありません。

たとえば、片眼15プリズムのレンズは作れますか、とか、左眼の像が斜めに傾いているのですが何とかなりますか、とか、どんな検査をされているのですか、とか、●●で困っているのですが、などといった具体的なご質問でしたら、もう少しまともな返答ができたと思います。

もし、当方の電話での返答に不満があり、この記事をご覧になっておられたら、事情をご理解いただき、そこを踏まえていただいた上で、改めてお問い合わせいただければ幸甚です。







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  1. 2017/10/02(月) 23:57:47|
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