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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

レンズを薄く仕上げるためには

S-16.00Dのプラスチックレンズです。
屈折率は1.76。
プラスチックレンズでの最高屈折率になります。

ixy_20150325_01.jpg

それでも、メーカーから届いた時には、この厚みです。


これを削っていくと、

ixy_20150325_02.jpg
ixy_20150325_03.jpg
ixy_20150325_06.jpg

耳側コバで4.5mmほどになります。
通常ならガラスの1.9を使って、3mm台の厚みにしたいところですが、これくらいの厚みならOKということで、軽さを優先してプラスチックを選択されました。

1503311.jpg

ただし、この厚みに仕上げるには、ウスカルフレームと呼んでいる、玉型の小さなフレームにする必要があります。
単純に小さくすればいいのではなく、瞳孔間距離を考慮して鼻幅も選ばないとダメですが。
今回組み込んだのは、玉型サイズ36mm・鼻幅26mmのものです。

1503312.jpg


下記は、玉型36・鼻幅34のウスカルフレームと、玉型53・鼻幅17の一般的なフレームです。

1503313.jpg

玉型の大きさにはこれだけの差があります。


たまに聞かれる質問

その1
「ウスカルに使われているレンズを、普通のフレームに入れても薄くなりますか」

ウスカルフレームに組み込んでいるのは、普通に市場に流通しているレンズです。
レンズが薄いのではなく、フレームの玉型が小さいので薄くできるということです。
普通のフレームに入れれば厚くなってしまいます。

その2
「ウスカルフレームは小さすぎるので、普通のサイズで薄くしたいのですが」

レンズの屈折率に限界がある以上、より薄くするためには、玉型を小さくするしかありません。
それが嫌だというのであれば、残念ですが、これはもう仕方ないですね。
最高屈折率のレンズで提供できる厚みで我慢していただくしかないかと。


「ウスカル」というのは、レンズに特徴があるのではなく、フレームに特徴があるのだということを、ご理解いただければ幸いです。








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