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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

レンズとの相性 その2

少し前に、単焦点レンズの球面設計・非球面設計に対する相性の話をしました。
今回は累進レンズの話です。

各レンズメーカーが、累進レンズを発売しているわけですが、遠近両用累進レンズに限っても、各社「松・竹・梅」といった感じにグレードの異なるレンズを出していますので、ものすごくたくさんの種類が流通しています。

各社のお試し用累進レンズ。

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(当店では主に4社の累進レンズを取り扱っていますが、とてもすべては揃えられませんし、最近のハイグレードレンズは、お試し用レンズそのものが用意されていなかったりします。)


ここでいうグレードというのは、遠近両用独特の、レンズ周辺部を通して見たときの「ゆがみ・ボケ」の程度とか、「ゆがみ・ボケ」が生じないエリアの広さなどといったものが、レンズによって差があるということです。
スタンダードなものよりも、グレードの高いもののほうが、理論上は、違和感の少ない見えかたになるということになります。
もちろん、グレードの高いほうがお値段もよくなるわけです。

では、A社とB社のスタンダードグレードレンズなら、全く同じ見えかたになるかというと、そういうことでもなく、メーカーそれぞれクセというか特色があります。

その、メーカーごとの、あるいはレンズごとのクセに慣れてしまうと、レンズのメーカーや種類を変えたときに、仮に「今までと同じ度数」で、「今まで使っていた枠」に、「今までと同じPDやアイポイント」でレンズを入れたとしても、違和感とか見えにくさを感じる場合があります。
もちろん、全然問題なく、新しいレンズに慣れてしまう人もいるのですが、これまでに何人か、メーカーを変えたことで見えにくさを訴えられたかたがおられました。
(いずれも、元のメーカーのレンズで作り直すことで解決していますが、一つ間違えれば店の信用にかかわります。)

なので、今まで他店で購入された累進レンズを使っていたかたが、当店で新たに累進レンズを作られる場合、私は基本的には、今まで使われているのと同じレンズをお勧めしています。
もし、同じレンズが製造中止になっている場合には、同じメーカーの同等グレード(後継品)をお勧めします。
(今のレンズが使いにくいとおっしゃられたり、度数が大きく変化するような場合は、メーカーを変えることもあります。)

ただ、当店で取り扱っていないメーカーのレンズだったりすることもあるわけで、そんなときは、もうどうしようもないので、
当店取扱いのレンズの中から選ぶことになりますが・・・



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