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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

Form Constancy

視覚認知の検査におけるチェック項目シリーズ、今回は「Form Constancy」です。

「形の不変」「形の恒常性」などと訳されるものですが、基本的には「Perceptual Constancy」すなわち「大きさ・形・色・明るさ・位置の相違に関係なくある物体はある物体であると認識できる能力」です。

たとえば、目の前にあるバスケットボールと、20メートル先にあるバスケットボールとでは、眼にうつる大きさは違います。
20メートル先にあるボールのほうが小さく見えるはずです。
でも、この恒常性が備わっているために、本来のバスケットボールの大きさをわかっている人であれば、目の前のバスケットボールも20メートル先のバスケットボールも同じ大きさのものであると認識ができます。


あるいは、ある車を正面から見たときと、横から見たときと、斜め方向から見たときとでは、眼に見える形は違います。
それでも、この能力が備わっているために、これは車であるという認識ができるわけです。


この能力をチェックする例題としては・・・

上の図形と同じものが下の中に隠れています。
どれですか?
ただし、大きさや角度は同じではありません。

1306211.jpg

上記の例題は、「Figure Ground」の要素も含んでいると思うので、適切かと問われると疑問ではありますが。


この能力に弱さがあると、たとえばある漢字を明朝体で覚えたとしても、ブロック体で書かれた同じ漢字はわからない、となる可能性があります。


ベーシックなトレーニングとしては、同じ形・大きさ・色の積み木を選び出す→同じ形で違う大きさの積み木を選び出す→同じ形の積み木を小さい順に並べる、などといったものが挙げられます。




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  1. 2013/06/21(金) 23:54:06|
  2. 視機能・視覚・検査など
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