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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

2013箱根駅伝 悪夢の5区

去年の暮れ、年内最後の定休日が終わった翌日(21日)から胃腸風邪にかかり、処方薬にて数日で回復したのですが、今度は27日に喉が痛くなり、新たな薬を処方してもらったものの、最終的には扁桃炎になり、休日診療の施設で別の薬を処方してもらう羽目に。

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喉の痛みはだいぶ軽快したものの、今度は胃の具合が悪くなり「このまでは箱根は無理か?」といった危機感もあり、年末のブログでは触れませんでしたが、「体調不良、無念の箱根棄権」というタイトルのブログを書く覚悟をしての年越しだったのです。


去年は妻の実家からロングドライブでの芦ノ湖行きでしたが、今年は私一人だけ元日の夜に自宅に戻り、そこから出発しようか、などと考えてもいた折の体調不良でしたので、無理せずその通りのプランを取ることにしました。

また、例年は箱根町まで車で行っていましたが、いつもの場所に車を止められなかった時、体力的に不安があったので、今年は湯本まで車で行き、そこからタクシーという手段を選択。
今回は、中大応援団の場所が数年ぶりにゴールに近くなりますので、場所取りも熾烈になると考えられ、去年より1時間ほど早く(つまり7時ごろ)到着する予定を立てました。


起床時間は、それを踏まえて5時15分。
箱根に近いぶん、去年よりは少し遅めです。

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体調は、ベストではないにしろ、何とかなりそうな感じです。
これなら行ける、これが中大の底力。

しかし、着替えている途中に微妙に気分が悪くなり、少し横になったり、その他いろいろ手間取ったりして、結局1時間ほど遅れての出発です。


ところで、例の駅伝観戦コスチューム「赤い男」ですが、今回は風邪気味なので、ダウンジャケットにしようかとも思ったものの、あいにくダウンの色はエンジ、すなわち「早稲田カラー」ですので無理です。
ですので、コートはふだんの赤いものにするとして、いつものパシフィック大学のトレーナーの代わりに、赤系統のセーターを仕込み、トランクスと靴下を赤に統一。

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念のため、セーターの上にダウンベストを着ることにしたのですが、黒しかなく、まぁ見えないからいいやと言うことで妥協したのが、よくなかったかもしれません。

携帯とカメラを首から下げ、三脚に固定したビデオカメラを持ち、マスクは必携ということで、こんな感じで出陣です。

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当初は、元箱根のセブンイレブンさんでタクシーを降ろしてもらい、そこでおにぎりと温かい飲み物を買ってゴール前に行くつもりでしたが、もはやそんな余裕もなく、「もう、いい場所は取れないだろう」と、なかば諦め気味に目的地に到着したのが8時15分頃でした。

が、意外にも、場所に余裕がありました。
これはラッキー以外の何物でもありません。

2008年の応援団展開場所と同じはずなので、

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ベストポジションはここでしょう。

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(第89回大会公式プログラムより)

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さっそくレジャーシートを路面に貼り付けて、場所取りです。


でも、応援団が多少右(車の出入り口)にずれることも考えたほうが良いかもと、

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もう少し右側の場所にしようか悩みつつ、初志貫徹しました。

とにかく、この「場所取り」が最大の懸案事項でしたので、それが済んでしまえば、あとは適当に時間を潰して待つのみです。

ゴールに近くなるにつれ、少しづつ空いている場所がなくなっていきますが、

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去年より絶対に場所取りの動きが早いと思っていただけに、拍子抜けするくらいでした。
逆に言うと、無理して7時に来なくてよかったという感じです。


とりいそぎ、ゴール地点を経由して、

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大型モニターの場所へ行ってみると、早くも何かをゲットするための長蛇の列が。

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去年が大混雑でしたので、いろいろ配ったり、グッズを売ったりするテントを去年よりも奥のほうに移動した配置となっていました。


で、本来なら、ここで私も並んでいろいろゲットするのですが、何となく気持ちが悪くなってきました。
寝不足なのと、昨日もあんまり食べていないのと、体力が落ちているのとで、仕方ないかもしれません。
無理して立って待っている自信がないので、取った場所に戻りしゃがんでいましたが、あと5時間近く何も食べずにいるのもまずいと思い、露店で「鳥もも」を買ってきました。

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食欲はないのですが、何か胃に入れないと。
2本くらいなら食べられるかなと思ってお金を払ったところ、2本おまけしてくれました。
「赤い男」のスタイルが、何となく憐れみを誘ったのでしょうか?

ですが、口に入れてみたら「鳥もも」じゃなくて「鳥皮」でした。
嫌いじゃないですけれど、脂っこすぎて喉を通りません。

じっと座って体力温存するつもりでいたものの、このままでは行き倒れになりそうでしたので、元箱根のセブンイレブンさんまで歩きました。

おにぎりと、中大の駅伝グッズを購入。

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既に、公式プログラムは入手済みなので、これでゴール地点の販売所でわざわざ並ぶ必要がなくなりました。


歩いて戻りながら、おにぎりを1個、何とか胃に落とし込み、ひたすら待ちます。

さて、待っている間、向こう正面に場所を取る人が現れました。

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そこは応援団のスペースです。
どのみち、あとで立ち退きさせられます。
ですから、わかっている人たちは、そういう場所には決して場所を取らないのですが、知らない人からすれば「空いててラッキー」でしょう。

結局どういうわけか、その人たちはいなくなったのですが、おっつけ別の人たちが陣取ります。
そうすると、他の人たちも集まってくるのは当然の理です。

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私、すごく迷いました。
教えてあげたほうがいいかな、と。
でも、100%この位置に応援団がくるとも言い切れない部分があって(右にずれて展開する可能性もあったので)、黙っていることにしました。

それにしても、今年の芦ノ湖は寒いです。
気温だけならまだしも、風がすごく強いのです。
小さな椅子なら簡単に飛ばされてしまいます。
毛布を持ってこなかったことを後悔しました。
この天候が続くようだと、選手にとっては過酷なものとなるはずです。


10時40分過ぎ、去年より少し遅れて応援団一行がご到着です。
「一時はどうなることかと思ったけれど、芦ノ湖に来れてよかった」という思いが込み上げ、ワクワクしてきます。

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と、ここでトラブル勃発。
案の定、立ち退きを迫る応援団関係者と、そこに陣取っている人たちとの間で、激しい口論になりました。

「あんたたちより、ずっと前から来ているのに、それはおかしいでしょう」という意見です。
まぁ、正論かもしれません。
でも、この場所が応援団の展開場所であることは、公式プログラムに記載されていることで、応援団が難癖を吹っかけているわけでもないのです。
結局、新しい観戦場所を確保するという条件で立ち退き成立です。

このトラブル、要するに何が原因かというと、前から思っていたのですが、応援団の展開場所にはテープを貼るなりしてきちんと関係者以外の場所取りをお断りする旨明示しておくべきなのに、それがされていないからです。
主催者側が対応できないのであれば、応援団関係者が前日なり当日早くにやればいいのです。
応援団は、大手町でのスタート後にこっちに向かうので、到着がこの時間になるのは仕方ありません。
先発隊を送れば済む話です。


応援開始は5区に入ってからというのがお決まりです。
ブラスコアーやチアリーダーも準備に余念がありません。
まさにベストポジション、ここに陣取って正解です。

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いつでもOKという状態になってきましたが、

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中大は大きく遅れてしまっていることもあり、なかなか応援が始まりません。

すると、今度はここで信じられないことが起こります。

主催者側のスタッフが応援団と何やら話を始め・・・

なんと、後ろのスペースに引っ込められてしまいました。
通行する人の邪魔になるから、そこで応援しろということらしいです。

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これまでずーっと、こういうスタイルでやってきていて、いまさら何を言い出すんだという感じです。
単にレースを見るだけなら、もっと遅い時間に来ても、もっとすいていて見やすい場所を確保できます。
こっちは、応援団のパフォーマンスを見ることで今年1年分の英気を養わせてもらおうと、1年間楽しみに、そして準備万端整えてこの場にいるのです。
そもそも、主催者側が指定した場所であるのに、この対応はおかしいでしょう。


じゃあ、何で上武大は前で応援しているの?

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応援団関係者も抗議をしているようですが、どうにもならないようです。
私は腹が立つやら泣けてくるやらで、言葉が出ません。

応援団関係者が「中大関係者のかた、どうぞ」と、駅伝チームのパンフレットと

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白い中大ロゴ入りタオルを配りに来ていましたが、「こんなのもらったって、見られなきゃ意味ないでしょう」と思いつつ、もらえるものはもらっておく可愛い自分。
ですが、あまりに動揺していたため、トイレに行った際にどこかにタオルを落としてきてしまいました。
最悪です。

最終的に、応援団は少し右側にずれてきましたが、私の位置からは見えません。
左側、もっと大きく開けろよ。

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私の後ろにいる人たちも、「見えない」とお怒りです。
「2時間前から待ってたのに」と。
私は4時間前から待ってますよ。

あとからノホホンとやって来た人たちが、なんでかぶりつきで見てんねんと思うと、どうにもこうにも。。。
同時に、「しまった、最初に迷った場所に陣取っておけばベストポジションだった」と思ったり。
もしかしたら、ここ数年、ゴール付近から離れている間に、このあたりの事情が変わってきたのかもしれません。
確認を怠った私にも非はありますが、いずれにしても英気を養うための時間が台無しで、もう、泣きたいです。


さらに悪夢は続きます。

中大の野脇選手、なかなか現れません。
シード圏内がかなり苦しい18位ぐらいでタスキを受け取ったという情報はあるものの、14番目くらいで何とか来てくれないか、と希望を抱いておりました。

しかし、来ません。
タイム的に考えて、復路でどう頑張ってもシード圏内は無理な展開です。
28年続いたシード権がついに途切れたか・・・
何とも言えない気持ちになってきました。

応援団も前に出てきて、声を張り上げています。

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今度こそ中大か、と思ったら、

東農大

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神奈川大

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その後ろ、最終ランナーが通過した後に続くはずの車両が連なっているのが見えました。
医務車の運転手が、応援団に何か言っているのが聞こえます。

動画 情報が入らず、うろたえている様子

周りの人は、依然として何が起きているのかよくわかっていない人が多いですが、わかる人たちにはわかります。
もちろん私にも。

そして・・・
応援団の声援が止まりました。

選手の気持ちを思うと、涙が出てきます。


「往路の力走をたたえる会」何とも重苦しい雰囲気です。
応援歌・校歌の斉唱も、ウルウルしながらで、おまけに混雑していて、いいアングルでビデオも写真も撮れません。

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動画 中央大学応援歌
動画 中央大学校歌

何から何まで、負の連鎖が止まらないのです。

しまいには、私のメガネの鼻パッドネジが抜けて、パッドがなくなりました。

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復路はオープン参加扱いなので、どんなにいい記録を出しても、公式記録とはなりません。
それでも何とかいい走りを見せてほしい、そう思いながら、寒風吹きすさぶ中、大渋滞で到着が遅れている箱根湯本駅直行の臨時バスを待ち続けるのでした。


6区に続く・・・



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  1. 2013/01/04(金) 16:14:34|
  2. 箱根駅伝
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