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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

密室の恐怖

災いは、ある日突然に、思わぬ形でふりかかるものです。

閉店後、トイレに入って用を足し、外に出ようと思ったら、ドアが開かなくなりました。
ドアノブは一応動くものの、途中までしか動かない状況。
ガチャガチャやってみても、うんともすんともいいません。

ドアを閉めたとき、いつもとちょっと違う音が聞こえたのは、このためだったのか。。。

おそらく、ドアのこの部分
toire3.jpg

指で押せば引っ込む、パネの利いたこの部分が
toire2.jpg

何らかの事情で、飛び出たまま戻らなくなってしまっているものと思われました。

トイレの中には、窓もなければ電話もありません。
ドアノブを壊そうにも、使える工具がありません。
体当たりして、ドアをぶち破ろうにも、狭すぎて助走をつけるスペースがないのです。

それまで、何も感じなかった空間に、完全に閉じ込められてしまったことを受け入れたとき、
とてつもない息苦しさが襲ってきました。
このまま出られなかったら。。。。

壁の上部に取り付けられた小さな換気扇の音だけが、無機質に響き渡る密室。。。
じわじわと忍び寄る、死への恐怖。。。

どうするキベベ。
どうなるキベベ。


と、一歩間違えれば大変なことになっていたわけでありますが、このときは幸い、まだ父が店内に残っていました。
大声をあげて助けを求めるのもどうかと思ったので、コンコンと地味にドアを叩いて気づいてもらう努力を続けたところ、しばらくしてようやく発見してもらいました。

15分ほど要したでしょうか、何とかドアノブを分解してもらい、無事生還を果たしたのでした。


もし、これが店内に一人のときだったら、一体どうなるのか。

当店はセコムしている関係で、所定の時間になっても退店処理がされなければ、確認の電話が入ります。
この状態では、当然電話には出られませんから、異変を察知したセコムの隊員さんが入店、そして発見されるという、恥ずかしい事態になるわけです。
(セコムに鍵を預けているので、入店できるのです)

逆に言うと、恥を忍べば、24時間以内には確実に救出されることになります。
空腹にだけ耐えれば、水は飲めるし、排便場所には困らないし、座っていればいいんだし、、まぁ何とかなるのです。


では、もしこれが一人暮らしの家で起きたら、どうなるのか。
これはもう、悲劇としか言いようがありませんね。
変死体となって発見される恐怖と闘いながら、ジタバタすることになるでしょう。

トイレの中には、万一の場合にドアノブを破壊することのできる工具を用意しておくことをおすすめします。

ちなみに、壊したドアノブは、店内の別の個所のドアノブを移植することで復旧しました。
安心して、ご利用ください。

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  1. 2009/03/29(日) 23:05:57|
  2. 当店のこと、あれこれ
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