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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

バネ丁番の修理

フレームの前面と耳に掛けるテンプルとをつなぐ部分を丁番と呼びます。
テンプルを折りたたむときに曲がる部分のことです。
tyuoban.jpg

上の画像のようなタイプが多いのですが、バネ丁番と呼ばれるタイプのものもあります。

rnormal.jpg

丁番にバネが使われておりまして、テンプルをたたむのとは逆方向の力が加わると
rmodori.jpg

バネが伸びて外側に曲がります。
加えていた力がなくなれば、バネの力で元通りになるわけです。

バネ丁番のメリット・デメリットはそれぞれあるのですが、バネの機構が腐食したりして壊れてしまうことがあります。

通常は問題なさそうでも
lnormal.jpg

外に曲げようとする力が加わると、曲がったまま元に戻らなくなります。
lmodorazu.jpg

指で内側に戻してあげればその場はしのげますが、ちょっと力が加わるだけでテンプルが広がってしまう形になり、掛け心地が非常に悪くなります。


が、バネ丁番のタイプによっては、比較的容易に修理が可能です。
上記のようなタイプであれば、当店にも修理用の部品があります。

こんな部品でできています。
sinpin.jpg

壊れたバネ丁番を分解するとこんな感じです。
かなり汚れています。
nakami.jpg

以前ご紹介した「ネジ折れ」同様、汗や湿気、ほこりなどがたまってくると壊れるリスクが高くなります。
汗かきの人には、あまりお勧めできません。
長持ちさせるコツは、濡れた場合にできるだけ水気を拭きとることと、ミシン油のようなものを適時さすことでしょうか。

たいていの場合は、コマが折れてしまっているのが壊れる原因です。
左が新品、右が折れたコマです。
koma.jpg

新しい部品を組み込めば、元通り使えるようになります。

今、ご紹介したタイプのバネ丁番が、一番多く流通していると思います。
他のタイプであっても、このように分解が容易にできるものなら、部品さえあれば修理は可能です。
(当店では、このタイプとローデンストックの一部のタイプのみ、部品の在庫があります)
部品の手配の都合がありますので、基本的には、フレームを買われたお店に持ち込むのが、一番スムースかと思います。

ただ、中には容易に分解のできないタイプもあります。
ヨーロッパのブランドものに多いのですが、テンプルごと取り換えたほうが早いようなものがあるのです。
テンプルの取り寄せが不可能な場合、当店では修理専門の業者に送ることになりますが、修理期間や金額はマチマチです。
自店で修理できるのが、一番いいとは思うのですが。。。

お店でフレームを選ぶときには、こういったアフター面に関しても、事前に尋ねておくのが賢明と言えるでしょう。
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  1. 2009/03/18(水) 23:26:48|
  2. メガネ・フレーム・レンズなど
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