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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

ヤゲンの付け方による仕上がりの違い

こちらと

1112122.jpg


こちらは

1112121.jpg

同じフレームに、同じレンズを、光学中心の位置も合わせて削ったものです。
本来ならば、当然同じ仕上がりになるはずですが、微妙に違うところがあります。

耳側に注目するとわかりやすいです。

前者と

1112123.jpg

後者とでは

1112126.jpg

レンズのはみ出しかたが異なっているのです。


なぜこうなるかというと、前者と後者ではヤゲンの付け方が違うからです。
ヤゲンというのは、レンズに掘られたV字型の突起です。

前者はヤゲンのカーブが平らに近く、後者は幾らかカーブしています。
(見やすくするために、ヤゲンの先端を黒く降ってみました。)

1112125.jpg


どちらが正しいかというのは、意見が分かれるところでしょう。
見栄えだけでいえば、前者のほうがレンズの厚み感があるかもしれません。
そのかわり、後者のほうが、レンズが前に飛び出した印象を与えるかもしれません。

どちらにするにしても、フレームのカーブ(リムカーブ)とヤゲンのカーブがなるべく合うようにしたほうが具合がよいですから、フレームに若干手を加える必要も出てきます。

以前ネタにしたように、フレームの形に合わせてレンズを削るのは機械がやってくれますが、どのように削らせるかを指示するのは結局人間です。

最新の機械があれば、だれがやっても同じ仕上がりになるかというと、決してそうはならない点では、度数測定もレンズの加工も同じです。


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  1. 2011/12/12(月) 23:21:34|
  2. メガネ・フレーム・レンズなど
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