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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

遠視の人にメガネ

当店のHPにてご説明をしておりますので詳細はこちらもご参照いただくとしまして、軽度の遠視といいますのは、

本当だったらこんな具合に遠くの景色がぼやけてしまうところを、

IMG_1431a.jpg

自分で無意識のうちに眼のピント合わせ機能を働かせて、このように強制的にハッキリ見える状態にすることができます。

IMG_1431b.jpg

(遠視の程度が大きいと、ピント合わせの機能を働かせてもまだ足りず、ぼやけた状態になってしまいます)


若いころに、遠見裸眼視力が2.0あったというようなかたは、往々にして軽度の遠視であることが多いように感じています。

加齢とともに遠視が進んでいくケースが珍しくないのですが、加齢とともに眼のピント合わせ機能も低下していきますので、結果としてピント合わせ機能だけでは間に合わなくなってぼやけが残るため、「若い時は、遠くがよく見えたのになぁ」となることが少なくありません。

こういう場合、遠くを見るとき以上にピント合わせの機能を多く働かせる必要がある「近くのもの」が見えにくくなってしまいますので、多くのかたは「近くが見えにくい」ということに非常に不便さを感じられてメガネのお世話になりがちです。
いわゆる「老眼鏡」とのお付き合いが始まるわけです。


老眼鏡をかければ、近くのものはハッキリ見やすくなります。
そのかわり、それを掛けたままだとテレビを見たり車の運転をしたりというのは、ハッキリ見えないために難しくなります。
一方、遠くのものは、きちんと合わせた度数を通して見れば、裸眼よりもハッキリ見えますし、ピントを合わせる努力が要らなくなるので、理屈の上では楽になります。

ですので普通だったら、老眼鏡だけでなく、遠近両用(累進)に代表されるような一枚のレンズの中で度数領域が変化するタイプのものをおすすめして、ご希望されるいろいろな距離が見やすくなるようなご提案もします。


ところが、軽度の遠視だった人は、メガネとの付き合いが全くなかったために、メガネをかけることに抵抗感を感じる人が意外に多いようです。
加えて、メガネがなくても、遠くのものはハッキリとまではいかなくても、まぁ困らない程度には見えます。

で、最終的に「とりあえず老眼鏡をつくりますよ。ふだんは裸眼でいいです。だって、遠くは裸眼で見えるもん」というパターンになってしまいがちです。

近くのものを快適に見るということだけを考えれば、それでよいとは思うのですが、そうすると、もっと後になって、遠くを見るためにもメガネがないとどうしようもなくなった時に、ちょっと苦労することがあります。
より度数が強くなり、体の順応力も衰えてきますので、「本来必要な度数」が、違和感が強くて掛けられない・慣れにくいという事態が起こりやすくなるのです。
乱視があるようだったら、なおさらです。

ですので、「早めにメガネを常用するようにしましょうよ。遠くが見やすいし、何より楽ですよ」というお話はするのですが、これがなかなか受け入れてもらい難いわけで。
ご予算も絡んできますしね。

無論、だれにでも杓子定規におすすめしているわけではなく、使用環境等を踏まえたうえで「本当は遠くを見るときにもメガネがあったほうがいいんだけどなぁ」というかたを中心にプッシュしているのでありますが、「押し売り」にならないようにおすすめするのに毎回頭を悩ませています。



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  1. 2011/08/02(火) 23:05:55|
  2. メガネ・フレーム・レンズなど
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