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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

視力がよくても

何らかの原因により学習につまづいていると思われるお子さんを持つ親御さんからかかってくる問い合わせの電話のやりとりで、たまにあるパターンが、

「眼を訓練すれば治ると聞いたのですが、どういうことかよくわかりません。眼科にも行きましたが、視力はよいし眼には問題ないと言われました」

といった感じのもの。


原因を探っていかないことには「治る」かどうかという議論はできませんので、それはひとまず置いておいて、ここで話題にしたいのは、このような質問をされる時点で「眼」=「視力」といったとらえ方しかされていないということ。

このブログを始めたころに「見る」ということというタイトルで触れたことの繰り返しになりますが、幾ら視力がよくても、

・読書中に行を飛ばしてしまう
・黒板に書かれたことをノートに書き写すのが遅い

などといったことは起こります。

あるいは、この絵はハッキリと「見えて」いても、

1106271.jpg

それと同じ絵をこの中から探してください、という課題ができないケースもあり得ます。

1106272.jpg


「視力」というひとつの指標だけで「見る」ということを片付けることはできません。
上述の「眼の訓練」というのは、視力回復の訓練ではなく、「見る」という力をいろいろな観点から鍛えていくためのものなのです。

その辺のことを噛み砕いてご説明しようと試みるのですが、なかなかご理解をいただけないことも少なくありません。
電話での説明では難しい部分もあるのですが。。。

視力がすべてではないということを伝える大切さと大変さを日々感じています。
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  1. 2011/06/27(月) 23:02:28|
  2. 視機能・視覚・検査など
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