FC2ブログ

キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

当店でのビジョントレーニングへの取り組みの現状について(後編)

前編で示した通り、当店では、「視覚認知の検査・トレーニング」は休止中です。
主に発達障害があったり、学習につまづきのあったりする子供さんが対象となることが多いものですが、息子が生まれる前に休止したので、かれこれ10年近く隠居状態です。

休止の理由はいろいろあるのですか、最も大きな理由は当店ホームページにも書いてあります通り・・・、

・予約制にて承るものの、営業時間内ということで、ご予約時間にお越しいただいても、状況によってお待たせしてしまう可能性があること(時間を区切った完全予約制ではありませんので。)
・他のお客様の往来があることに加え、他のお客様の応対のために、検査・トレーニング指導中に中座をしなければならない場合があること
・専用の部屋がないこと

といった問題点があり、相談に来られるお子様の集中力を著しく低下させてしまうリスクがあるからです。

「困って相談に来ているのだから待ってもらえる。メガネを作リに来た人には、混んでいたら待ってもらっているんだろ?」
「困っている人がいるのに見て見ぬふりをするのか」

などといったご意見もいただきましたが・・・

何か月も前から予約して遠くから足を運んだのに、予約なしで来た一般のお客様のために中座をされたのでは、保護者のかたにとっては不愉快極まりないでしょう。
頭では納得していも、心が受け付けないと思います。
また、一回切れてしまった子供さんの集中力を持ち直させるのは、非常に大変です。

当店への期待度が高ければ高いほど、ご満足いただけなかった時の落胆と怒りは大きいと思います。
少なくとも環境面が中途半端な状態でお引き受けするのは失礼だろう、というのが私の考えであり、これは性格的なものですから、もうどうしようもありません。


これらの問題点を解決する一番簡単な方法は、営業時間外に行なうことです。
一時期は、定休日に対応していたこともありましたが、私の健康面を考慮してやめました。
営業時間を曜日によって変えて行なうのも手だと思うのですが、当店は宝飾・時計や補聴器・コンタクトレンズの扱いもあり、お客様の利便性や当店の経営を考えると、なかなか難しいです。

かといって、このままでは永久に再開できないわけで、どうしたらできるかな、というのを考えたときに、まずネックになるのが「専用の部屋がない」ことです。

メガネを販売するための検査・応対というのは、第三者が見ても「あぁ、メガネを売るための仕事をしているのだな」というのがわかります。
しかし、「視覚認知の検査・トレーニング」というのは、そうではありません。

お待ちになっているお客様の目に入るところで、クイズのようなことをやったり、絵を描かせたり、迷路や積み木、果てはビー玉を転がしたりトランプをしたり、体を動かしたり・・・・

「自分を待たせて、何を遊んでいるんだ」と思われても仕方ないことをやっています。
怒って帰られてしまうかもしれません。

専用の部屋に籠ってしまえば、ほかの人の目には触れることなく、子供さんや保護者のかたも目の前のことに集中して取り組めるはずです。

なので、店舗を移転した際、事務室との併用にはなりますが、場所だけは確保しました。

EOS_2018_08_08_072.jpg

本当は、前庭器官に刺激を与えるために、天井からロープやブランコを吊りたかったのですが、それに耐え得る強度を天井にもたせるだけの予算がなかったので、フックはつけてもらいましたが、マースデンボールのような軽いものしか吊るせません。

ixy_20180904_002 (1)

椅子と机も用意しました。

ixy_20180904_002.jpg

これで「専用の部屋がない」という言い訳はできなくなりましたので、営業しながらこの場所を使うためにはどうすればよいかを考えなくてはいけません。
解決しないといけない問題点は他にもあり、どこかで何かを割り切る覚悟も必要かと思いますが、いつ再開できるかの返答は、まだできません。
ご容赦ください。

夏休み中、「家では勉強しない」と宣言している息子が、宿題をやりにきました。

ixy_20180826_002_20180904185524336.jpg

息子の「自習室」だけで終わらせないため、考えます。




  1. 2018/09/04(火) 23:50:53|
  2. ビジョントレーニング
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0