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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

後味の悪い問い合わせ

お客様の応対中、店の電話に着信がありました。
市外局番から察するに、北陸・関西あたりからのようです。
こういう場合、たいていは「おたくのHPを見たのだけれど、ちょっと教えてほしい」という問い合わせです。

私はお客様の応対中であっても、着信があれば基本的に無視はしません。
どうしても手が離せず、出られないことはたまにありますが。
(例えば、補聴器の耳型を採るために印象材を注入し始めたとき。)

電話に出てみますと「視野障害があるんやけど、せんこうレンズいうんがあるんですか?」とのこと。
聞き間違いかもしれませんが「せんこうレンズ」と聞き取りました。

「せんこうレンズ」、聞いたことがありません。
音的に一番近いのは「偏光レンズ」ですが、網膜色素変性症等に起因する視野障害なら「遮光レンズ」の可能性もあります。
残存視野を有効利用するためなら「プリズムレンズ」も考えられます。
どういう経緯で当店に電話をかけてこられたのかもわからないので、どのレンズについての質問なのか推測が難しいです。

「偏光レンズのことですか?」とお尋ねしますと、「なんて言うのかわからんけど、どういうレンズがあるんですか?」とおっしゃられます。
正しいレンズの名前がわからければ、そういうお返答になるのはわかります。

「いろいろなレンズがあるのですが・・・・・・偏光レンズでなければ、遮光レンズでしょうか?」とお尋ねしている途中で、「もういいですわ、電話切ります」と言われて終わりました。

「こいつアカンわ、話にならん」と思われたのでしょう。
もし当店のHPを見ての問い合わせなら「なんや偉そうに書いとんのに、わかっとらんやんけ」と思われたかもしれません。


聞きたいことに対して的確に答えられなかったことは、こちらに非があると思います。
ただ、的確に答えるためには、適切な情報が必要です。

上述のように、どのレンズのことを聞きたいのかが正しく理解できないと、間違った情報をお伝えしてしまいすし、理解できていないままやり取りを続けるのは、失礼な言いかたをすればお互いに時間の無駄です。
こちらはお客様の応対中なので、端的にお答えするなり、折り返し改めて電話させてもらうなりして、とにかくこの電話は早く終わらせたいわけですから。

今回は、そのどちらもできず、強制終了させられました。

何もわからないからお尋ねされているのだということ、何をどう聞いたらいいのかわからないということ、それはわかります。
名前がわからんとおっしゃられているのに、偏光レンズなのか遮光レンズなのか問おうとする、こちらの言いかた(聞きかた)も悪かったかもしれません。

電話代と時間を無駄にさせてしまったことは申し訳なかったですが、お互いにもう少し何とかならなかったのかなと、後味の悪さだけが残りました。



  1. 2018/05/20(日) 23:50:02|
  2. 当店のこと、あれこれ
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