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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

中等度近視でウスカルフレーム

ウスカルフレームにご興味を持たれたお客様。
検査の結果、左右ともS-5.75Dでお作りいただくことになりました。

眼科的に近視度数の強さを分類すると、S-6.00Dから「強度近視」になります。

S-5.75Dは、その一歩手前なので「中等度近視」ということになるのですが、「ウスカルフレームを目当てにご来店されるお客様の中では、「かなり弱い度数」です。

こちらの36□26のウスカルフレームに組み込みました。

1704251.jpg

ふだん、S-12.00Dくらいを超えるお客様が選ばれることの多い、かなりレンズを薄くできるサイズです。

このサイズで、この度数(S-5.75D)ですと、屈折率を上げていっても、コバ厚は0.1~0.2mm程度ずつしか薄くなりません。
変化量が少ないのです。

「とにかく、0.1mmでも薄くしたい」というのならまだしも、そこまでこだわらなければ、コストパフォーマンスが高いとは言えません。
超高屈折率のレンズにする代わりに、同じ予算で屈折率を落として、UV420、もとい、400~420nmあたりの波長を抑えるレンズにされました。

屈折率1.67 プラスチック外面非球面レンズにて、耳側コバ厚は2.2mm。

1704252.jpg

レンズの中心厚自体が1mmほどありますので、さすがにコバがリム内に収まるまではいきませんでしたが、きれいに仕上がりました。

ちなみにこのフレームですと、S-10.00Dくらいまでなら、ガラスレンズを使うことで2mm台(3mm未満)の厚みにすることは可能です。


  1. 2017/04/25(火) 23:45:50|
  2. メガネ・フレーム・レンズなど
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