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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

補聴器は調整が必要です

当店で取り扱っている補聴器メーカー「シーメンス」が、本日の朝日新聞に広告を出していました。
(他の新聞にも出していたのかもしれませんが、少なくとも私の購読している産経新聞には載っていなかったです)

朝日の読者から見せていただいた、その広告のページに載っていたグラフなのですが、

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「安心感」とか「自信」なんていうのはともかく、「会話のしやすさ」に関して半数の人が「補聴器をつけても変わらない」と答えていることになります。
また、1割の人は、「補聴器をつけることで、会話がしにくくなった」と答えています。

補聴器をつければ聞こえがよくなるから購入するのだと思うのですが、「良くなった」と答えた人が4割未満って、どうなんだろう?

・サンプルには、買ったわけではなく、試聴しただけの人、耳鼻科学的に補聴器の効果がない人も含めているのか
・「補聴器」には、一万円前後で買える「集音機」レベルのものも含めているのか

その辺のことはわかりませんが、「補聴器」と銘打っているものを、装用効果のある人にきちんと調整して納品すれば、「良くなった・とても良くなった」の割合は、もっと増えるはずだと思います。
そうじゃなきゃ、補聴器の意味がないですから。


これは私の推測ですが、補聴器を購入して、その後一度も調整に行かない人が少なくないからではないかという気がします。

最近の補聴器はパソコンで音を調整するタイプが主流ですが、何度でも音の構成を作り変えることができます。
使ってみて「このような音がうるさい」「このような音が聞こえない」ということに気づいたら、適宜お店で調整をしてもらい、自分の耳にあった音にしていくのが基本です。

いきなり力強い音を出すよりも、最初は少し弱めの音から、徐々に強い音にしていくこともあります。
そうであれば、調整に来ていただけなければ、弱い音のままですから物足りなさが残るはずです。

「お店まで行くのが遠い」「めんどうくさい」などの理由で、調整を怠ると、結局満足のいく聞こえにならず、使わずにほっぽってしまうということもあるでしょう。

補聴器は調整を繰り返していくことが多いというのを、装用者ご自身だけでなくご家族も心に留めておくことが重要ですし、そのためには、調整のために足を運ぶのが億劫にならない距離にある販売店を選ぶのも大切かもしれません。






  1. 2014/09/09(火) 23:25:38|
  2. 補聴器
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