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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

見てみないとわかりません

以前、メガネフレームの修理に関連してアップした内容と同じ主旨になりますが、繰り返してお伝えします。

これは、補聴器の修理品をメーカーに送ったあと、メーカーから届いた見積書です。
この補聴器を修理するには、この金額がかかります、というものです。

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この金額をはじき出すためには、メーカーに補聴器を送って見てもらわないといけません。
現物を見ないで、電話やファックスだけでは無理です。

これは、パソコンや自動車であっても同じではないでしょうか。
どこか具合が悪くて、直るかどうか、幾らかかるか、といったことを尋ねたとしても、「見せてください」と言われるはずです。

現物を見なければ、なぜ具合が悪いのか、どこがおかしいのかは、判断がつかないでしょう。
電話越しの話だけで見積もりを出せと言われても、それはナンセンスです。


当店では、時計の修理を承っていますが、

・電池交換はできるか
・バンドのサイズ調整はできるか
・時間が遅れるのだが直せるか
・幾らかかるのか

といったお電話がよくあります。
あるいは、今日は持ってきていないけれど、通りがかったので聞くだけ聞きたい、といったパターンもあります。

電池交換やサイズ直しであれば「最低このくらいかかります」とは言えますが、対応できるかどうか、あるいは具体的な金額に関しては「一度拝見させてください」としか申し上げられません。

「いや、おたくにわざわざ持っていっても、高かったらやりたくないから、あらかじめ聞いているのだ」ということを、よく言われるのですが、現物を見ないことには責任のある返答はできないのです。

特に、昨今は通販やら景品やらで、安価な時計・修理することを前提としていない時計、というのも非常に多く出回っていますし、迂闊なことを申し上げると、あとあとトラブルになります。

「できる場合もあります」と申し上げたのに「できると言ったじゃないか」、「1000円から、になります」と申し上げたのに「1000円と聞いた」など、都合の良いように解釈されてしまうことも少なくありません。
これでは、お互いが嫌な気分になってしまいます。


「大体の見当はつくだろう」などと食い下がられることも少なくありませんが、「見てみないとわかりません」。

たとえ、捨てぜりふを吐かれたとしても、見てみないとわからないものはわからないのです。


意地悪をしているのではなく、きちんとした対応をしようとすれば、そういう返答になってしまいます。

どうか、この点をご理解いただけますよう、お願い申し上げます。



  1. 2013/12/21(土) 22:54:18|
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