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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

手持ちロータリープリズム

両眼視機能検査において「融像幅」を測る際に活躍するのが、ロータリープリズム。

ビジョンテスターに標準装備されています。

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昨今の電動ビジョンテスターにも、ロータリープリズムと同じ働きをするシステムは内蔵されていますが、こちらのほうがプリズム量の変化が滑らかです。


当店は屈折測定においては、ビジョンテスターではなく仮枠を使うことが多いのですが、仮枠のままで融像幅を測定できると、ビジョンテスターをセットする手間が省けるなぁと思い、

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手持ちのロータリープリズムを用意しました。

これを片眼の前にあててプリズム量を変化させれば、一応融像幅は測れます。
通常の融像幅測定は両眼にプリズムをあてますので測定環境が異なりますし、30プリズムまでしか出せないので、ビジョンテスターのロータリープリズムよりも少ないですが、スクリーニング的(融像幅が極端に小さいか否か)に使う分には何とかなる理屈です。


が、自分で試してみた限り、微妙に使いにくいです。
ロータリープリズムを持つ手をしっかり固定しておかないといけませんし。
レンズの色収差が大きいのも気になりました。


というわけで、10プリズムまでしか測れないPhoria measure(↓これ)

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の代用にするか、プリズム交代カバーテストでプリズムバーの代わりに使うか、といった感じになりそうです。


  1. 2013/04/09(火) 23:54:31|
  2. 視機能・視覚・検査など
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