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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

かけっこ

私は飛びぬけて足が速いわけではありませんでしたが、「足の速い子」に分類されるタイプでした。

それはそれとして、私の母は子どものころに足が速くて、大会だかなんかによく選抜されていた、というのが自慢だったものですから、我が家は「かけっこ」に関しては結果を求められまして。。。


幼稚園の運動会のとき、「かけっこ」では一番になったものの、

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そのあとに全員で行なわれたリレーで、私は女の子に抜かされました。

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両親にとって、それは耐えがたい恥辱だったのでしょう。
もしかしたら、周りの父兄に「あらあら、女の子に抜かされちゃって」などと笑い物にされていたのかもしれません。

家に帰った私は、こっぴどく叱られました。
私は泣き虫でしたので、泣いたかもしれません。

何を言われたか逐一覚えちゃいませんが、要旨は
「女の子に抜かされるなんて、お前はやる気があるのか。恥を知れ」
というものでありまして。

叱られている最中、私は
・自分は真面目に走った。手抜きはしていない
・相手が速かったのだからそれは仕方のないことで、女の子だからというのは問題にはならない
といったことを思っていました。

無論、5歳の子供のことですから、上記のように正確に思っていたわけではなく、ニュアンスとしてそんな感じということです。
口ごたえなどしようものなら、大変なことになりますから、私はじっと耐え忍ぶしかありませんでした。


今、客観的に考えてみても、この叱られかたには疑問が残ります。
特に幼稚園児の場合は、私は1月生まれですし、相手の子が4月生まれだったら、体力的に差があってもおかしくありません。
自分勝手な走りをして、レースを無茶苦茶にしたわけではないですし、親の感情に任せて理不尽な小言を言うのはまずいでしょう。

小さくても子供は子供なりに自分の意見を持っているものです。
その点は肝に銘じたいと思います。


小学校2年のときの運動会での50メートル走では、2位でした。

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1位になった子は、別のクラスで一番足の速い子で、私は自分のクラスで一番ではありませんでした。
率直に言って、最初から勝敗は決まっていたレースです。
日本人のトップランナーがボルト選手と100m走をするようなものです。
幾ら頑張っても、どうしようもない部分があるわけです。


が、帰宅後母に叱られました。
「走るフォームがなっていない。横を向いてしまっているではないか。だから負けたのだ。」というのが要旨です。

2位になったのはその年だけで、あとは1位だったので、まぁことなきを得たのですが、中学生になって悲劇が。


体育大会の100m走では、1年生・2年生ともに1位になりました。
混合1800mリレーでも、1年生のときは1人、2年生のときは2人抜きました。

陸上部でもないんだし、それでいいじゃんと思うのですが、母いわく、
「フォームがおかしい。もっと上体を起こして腕を振らなくては速く走れない」
と。

私は自分が編み出して結果を出していたフォームを、試しに言われたとおりにいじってみました。
3年生の体育の授業で100mのタイムを測った時のことです。

その結果。。。

前年よりタイムが悪化しました。

しかも、困ったとことに、以前のフォームに戻せなくなり、調子が出ないまま体育大会は終わりました。


アドバイスを求められたわけでもないのに、素人が専門領域に無責任に口を出すのはいただけませんね。
私も肝に銘じたいと思います。


息子が将来、かけっこでどんな成績を残すのかはわかりません。
妻の血を引いていたら、見ているこちらが切なくなるような結果になるでしょう。
そうだとしても「頑張ったのになぁ、残念だったなぁ」くらいのコメントにとどめておこうと思います。
転んでしまっても、すぐに起き上がって最後まで走ったら、褒めてやろうと思います。
本人なりに一生懸命にやったことに関しては、認めてあげたいですね。

もっとも、いい加減に取り組んで結果が出なかったのなら、私は容赦しませんがね。



  1. 2011/09/23(金) 23:20:38|
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