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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

ジョイビジョン奈良

当ブログのリンクコーナーに「ドイツ式両眼視機能検者のブログ」というのが記載されていました。
(今は名前を変えています)

そのブログの主、松本康志さんが、奈良県橿原市で独立開業されます。

お店の名前は「ジョイビジョン奈良 オプトまつもと」

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(画像はホームページより転載せていただきました)

明日、3月3日が開店日です。


松本さんは、ドイツのハーゼ博士が提唱された「ポラテスト」という検査方式を駆使されるかたです。
この「ポラテスト」をきちんと理解し、それを実務に正確に生かしているかたは、実は日本にはそう多くありません。

「ポラテスト」を行なうためには、専用の視表が必要となりますし、検査距離や検査環境をはじめとして、さまざまな点において細かな取り決めがありまして、松本さんはそれを忠実に行なうための一環として、6メートルの検査距離が確保できる広い検査室を設置されました。
(当店の検査距離は、我が国の眼科で標準とされている5メートルです。)

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(画像はブログより転載させていただきました)

別の言い方をすると、「ポラテストをやっています」と公言する以上は、近接型の検査視表(たとえば、装置は1m先にあるけれど、光学的な作用であたかも5m先のものを見ているかのように装うもの)を使うのはいただけないということです。

日本の眼鏡店では、スペース的な問題もあり、なかなか実空間で5メートル以上の検査距離を確保するのは難しい側面があります。
また、「正式なポラテスト」を行なうための視表が組み込まれている機器もほとんどないに等しい状態です。
ですから、検査環境ひとつとっても、「ポラテスト」を忠実に遂行できる技術者・施設が少ない」ということがお分かりいただけるでしょう。

もちろん、単純に「ポラテスト」を行なえばそれでオーケーということはなく、「ポラテスト」で得られた結果を正確に反映するためにはフレームのフィッティング技術や加工技術も問われるわけですが、松本さんはこの点においても優れた技術をお持ちです。


また、松本さんは、米国オプトメトリストの北出勝也先生のもとで、視機能・視覚認知のトレーニングも精力的に学ばれております。
その熱意が認められ、北出さんが代表を務める「ジョイビジョン」の名前を分け与えていただくことになったという点も特筆すべき事項と言えましょう。


独立開業を目標に、一生懸命努力をしてこられた松本さんには心より敬意を表します。
松本さんは、既に新しい目標を掲げてスタートを切られておりますが、これからもお互いに切磋琢磨し合っていけたらよいなと思っております。

開店、おめでとうございます!!

  1. 2011/03/02(水) 23:08:52|
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