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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

テンプル止めネジの役目

どちらというと、ご年配のかたに多いのですが、「ツルが緩くなったから、ネジを締めてくれ」ということで、ご来店されることがあります。

「フレームの前面と、テンプルとをつなぐネジを締めてほしい」ということだと解釈して調べてみると、
0909263.jpg

しっかり締まっています。
通常であれば、問題のないレベルです。

よくお話をお伺いしてみると、「ツルがゆるくて、フレームがずり下がってくるようになった」とのことでした。

このような場合、往々にして、左右(もしくはどちらか)のテンプルが大きく開いてしまっています。

たとえば、本来はこんな感じでちょうどよかった左右のテンプルの開き幅が
0909262.jpg

こんなふうになってしまっていると、フレームは下がりやすくなります。
0909261.jpg

お客さまにしてみれば、フレームがそんな状態になっているとは気付かない、あるいはあるべき状態ではないことがわからないために、「ネジを締めれば、フレームがしっくりくるだろう」とお考えになるわけです。
それが、冒頭のセリフにつながります。

残念ながら、このネジを締めても、フレームが下がってくることを抑えることはできません。

上記のような画像の状態であれば、広がってしまった部分を直さなければならないのです。
0909264.jpg


テンプル止めのネジは、あくまでもテンプルとフレーム前面とをつなぐためのものとご理解くださいませ。


  1. 2009/09/26(土) 23:06:45|
  2. メガネ・フレーム・レンズなど
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