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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

クロスシリンダー

乱視の測定をする際に、多くの施設で取り入れられているのが、クロスシリンダーを使用する方法です。

たとえば、こんな視標や
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こんな視標を見せられて
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「一枚目と・・・二枚目」なんて言われて、どちらのほうがハッキリさがマシか、あるいはどちらのハッキリさも大差ないかを答えさせられる測定法です。


クロスシリンダーっていうのは、手動のフォロプターだとこんな感じのもの。
レンズがクルッと回転します。
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手持ちのクロスシリンダーはこんな感じのものです。
当店ではパワーの異なる4本のクロスシリンダーを必要に応じて使い分けています。
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で、この測定法、2枚のレンズを通して見える視標のハッキリさを比べる、逆に言えばどちらのレンズのほうがボヤケかたが少ないか(あるいは、どちらも同じようなボヤケかたか)を問うものです。
(クロスシリンダーレンズをあてがったときと、あてがっていないときの見え方比較をする方法もあります。)

つまり、クロスシリンダー法にて2枚のレンズの見え方比較をしているときは、基本的に視標はハッキリ鮮明には見えません。
そういう測定法なんですよ、ということは最初に説明はするのですが、これがお客様を不安にさせることがあるようです。

「あんまり鮮明に見えないけれど、これで度数が合ってるのかな?」
なんていうふうに思われているのでしょう。

眼前にクロスシリンダーをあてて、2枚のレンズを比較してもらっているときには
「何もないときのほうが、見やすいんですけど。。。」
と心配そうに言われたりもします。

心配なさらないでくださいね。
この測定法は、そういうものなのです。

すべての測定が終われば、ハッキリ見えるようになってますでしょ?
  1. 2009/07/15(水) 23:25:58|
  2. 視機能・視覚・検査など
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