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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

ふちなしフレームのネジの処置

普遍的なふちなしフレーム
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レンズに開けた穴にネジを通し、ナット締めして固定する形式のものです。

メーカーから納品されたときは、こんな状態になっていることが多いです。
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ネジ、ワッシャー、2種類のナットがセットになっています。

当店で加工をする際には、ネジやワッシャーが曲がっていたり傷んでいれば新しいものに交換し、ナット締めの際には緩み止めを塗布するのと合わせて、余分に飛び出たネジはカットします。
結果として、原則、こんな仕上がりになります。
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つまり、2種類のナットの間に隙間がない状態にするわけです。

私自身は、このネジの処理に関しては、「絶対にこの方式でやらなければならない」という決まりはないと認識しています。
ただし、どんな方式を採用するにせよ、ネジの先端部分(顔に近いほう)がカバーされていたり、きちんと面取りされていたりといった、安全に装用していただくための配慮は必要だと考えます。

ですから、ナットは1種類のみの使用でも、飛び出た部分がないようにカットされていたり、
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飛び出た部分にビニールキャップがかぶされていたりすれば、
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「危険なメガネ」という判断はされないのではないかと思うのです。


が、個人的に疑問に感じる処理をされたメガネをたまに見かけます。
ネジが無駄に長いままのものです。
要するに、メーカーから納品されたときの状態を再現した仕上げになっているものですね。

こんなだったり、
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こんなだったり。
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確かに、先端部分はカバーされているのですが、ここまで長い状態のネジにしておく意味はほとんどないように個人的には考えます。
むしろ飛び出た部分が長い分、不測の事態が生じた時に、顔を傷つけるリスクは高くなるのではないかと思うのです。

このような仕上げのメガネを調整に持ち込まれた場合、当店ではお客様にご説明・ご了解をいただいた上で、当店仕様に処理をさせていただいております。
  1. 2009/06/10(水) 23:49:33|
  2. メガネ・フレーム・レンズなど
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