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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

フリッパーレンズ

ふだんの検査にはあまり使用しませんが、トレーニング目的で多用する小道具がこちら。

±フリッパー
piusminusflipper.jpg

ピント合わせの効率を改善するために用います。
プラスレンズ(凸レンズ・・・ピントを緩める)とマイナスレンズ(凹レンズ・・・ピントを入れる)の組み合わせであることが多いです。
レベルに応じて、レンズのパワーを選びます。

プラスレンズを眼前にあてて、目標物を両眼単一明視(一つのものを、両眼ではっきりと一つのものとしてとらえる)するようにします。
flipperl2.jpg

それができたらひっくり返して、同じことをマイナスレンズを通して行います。
flipperl.jpg

所定の時間に、ひっくり返す作業を何回できたかで評価をします。


似たようなデザインのものがもう一つあります。

プリズムフリッパー
prismflipper.jpg

両眼を内側に寄せる・外側に寄せるといった効率を改善するために用います。
一方がベース・イン(両眼を外に寄せる)、他方がベース・アウト(両眼を内に寄せる)という組み合わせになっており、±フリッパーと同じ要領で使います。
レベルに応じて、パワーを選ぶのも同じです。


プリズムフリッパーは高価なので、幾つも買えませんでしたから、貸し出しの必要がある場合には、こちらを使ってもらいます。

スティックプリズム
stickp3.jpg

片眼にしかレンズをあてませんが、両眼にあてているのと同じパワーが働きます。
レンズを左右反転させることで、逆の作用が生じます。
stickp2.jpg
stickp1.jpg

ピント合わせの力と両眼を寄せる力とは、密接な関係があるので、それぞれのフリッパーを組み合わせることで、トレーニングの難易度を変化させることができます。
専門用語で、BIMBOP(ビンボップ)、 BOMBIP(ボンピップ)と呼ぶ手法です。

±フリッパーとプリズムフリッパーの組み合わせ(片手でできます)
BIMBOP DEMO

±フリッパーとスティックプリズムの組み合わせ(両手を使います)
Stick for BIMBOP

フリッパーレンズを使ってのトレーニングは地味ですし、コツコツ続ける必要がありますが、効果のほどを実感しやすいので、張り合いがあると思います。
それを言ったら、ほかのトレーニングテクニックも同様なんですけど。


  1. 2009/06/02(火) 23:59:26|
  2. ビジョントレーニング
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