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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

ラインアート 10thセレブレーションモデル

ラインアートの発売十周年を記念したモデルが入荷しました。

ヴィヴァーチェ コレクションより

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通常モデルの新作も入荷していますので、ご覧になってみてください。



  1. 2019/07/27(土) 22:00:29|
  2. メガネ・フレーム・レンズなど
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フレーム選び補助レンズ

以前、張り付けタイプの老眼鏡の新商品をご紹介しました。

その商品の製造元が、「フレーム選び補助レンズ」を売り出しました。

仕組みは一緒で、度数のバリエーションが幾つかあります。

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各ケースに二枚づつレンズが入っていますので、

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掛けてみたいフレームのデモレンズに貼り付けて使います。

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あいにく私は、ほとんど屈折異常がありませんので、実際に使い勝手というか、ありがたみを体感できません。

貼り付けたレンズも一緒に鏡に映りますから、何となく不自然な感じがするかもしれません。
これを使わずに普通に自撮りしたほうが、貼り付けたレンズがないので、より自然な感じで確認ができるのではないかと思ったりもします。

当店は-12Dを超える人が普通に来られます。
かなり強度の人には、焼け石に水かもしれません。

ですが、まぁ、あってもいいのかなと思って、一セット買ってみました。

なお、あくまでも、小売店で使う補助レンズ、という位置づけなので、セット販売となっており、今のところ単品売りはされておりません。




  1. 2019/05/06(月) 23:50:17|
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レンズ仕様カード

特注レンズが納品されてくると、「このレンズは、どんな設計で、どんなコーテイングがされているか」といったことが明記されたカードが付いてくるレンズメーカーさんがあります。

他店さんで作られたメガネを持参され「このメガネと同じものを」と言われたときに、そのカードがあると参考になります。
無論、そのレンズメーカーの取り扱いがなければ、どうにもならないわけですが。

累進レンズの場合は、レンズ設計によっては度数も記載されています。

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累進レンズの度数(注文度数)をレンズメーターにて正確に測定するのは、少なくとも当店のレンズメーターではほぼ無理です。

眼科処方箋で作ったメガネの度数が処方箋通りかを眼科検査員が確認する際に、このカードがあると便利だと思います。

ただ、この度数表示、致命的な欠点があります。
フリズム処方をした際に、そのプリズム量・基底方向が記載されません。

たとえば、上記の度数が、実際には左右眼に3△ベースアウトが入っていたとします。
そのメガネを使っていて具合がよいので、メガネは持参せずに、このカードのみを持って他店さんに行き、「この度数で作ってください」と言ったとして、この度数(プリズムなし)で作ってもらったとしたら、それは全く別物になります。

もし、プリズム入りのメガネも持参他店さんにしていて、その度数を他店がレンズメーターで実測したのであれば、プリズムが入っているのに気が付かない店側にも落ち度はあると思います。
(ただし、弱度のプリズムであれば、判断が難しいことはあります。)

あえて言うなら、プリズム入りのメガネを作った店は「差別化」に成功したということになるのかもしれません。
それはプリズムを記載しないことによるメリットになるのかもしれません。

しかし、プリズム入りの処方箋を書いたのに、このカードにプリズムが記載されていなかったら、眼科検査員は不審に思う可能性はあります。
これはデメリットでしょう。


他店には自店で作ったメガネのデータを渡したくないというのなら、このカードそのものをお客様に渡さなければ済む話です。
当店は、当店で測定したデータを、メガネの注文に至らなかったかたにお渡しすることはしていません。
ですが、お作りしたメガネの度数は聞かれればお答えしています。
なので、このカードも基本的にはお渡ししています。

ところが、今までは、プリズムが記載されていない状態でお渡ししていました。
度数よりも、注文いただいた通りのレンズを納品しましたよ、という証明として使っていたからです。
お客様は、注文した通りのレンズかどうかは、レンズを見てもわかりませんから。

でも、それでは、このレンズの仕様を正しく表記したことにはならないと思い、最近は手書きで加えるようにしています。

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手書きですから信頼度はありませんし、レンズが納品されてきた袋にはプリズムの記載はありますから、それを渡せば済むわけで、何も大騒ぎすることではないのですけどね。

レンズメーカーさんには、「私はこのように思います」ということを伝えましたが、「そのようなご意見は初めてです」と言われました。

今後、プリズムが記載されるようになるのか否か。
ならないような気はしますが。




  1. 2019/03/27(水) 23:50:37|
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ハズキはどこへ向かっていくのか

ハズキルーペに関して感じていることは、何度となく述べてきました。

近用眼鏡を装用した上から装着する
なるべく眼鏡レンズ面からハズキを離して(鼻メガネになるように)掛ける

そういった条件下で最も効果が出せるのではと思うのですが、もはやそんな使いかた、ほとんどの人がしていないのではないでしょうか。
今のハズキは、既成の老眼鏡と同様の使いかたをされているケースが多いのではと推測します。

安価な既製の老眼鏡で済ませようと思っていた人を相手にするのなら、客単価アップに貢献する商材だと思います。
一方、本来ならきちんと度数を測定した近用眼鏡が必要な人が、自己判断で安易にハズキを購入してしまうのであれば、視機能の保護の観点からはマイナスです。

一万円くらいで近用鏡が作れるお店だったら「ほとんど変わらない金額で、ちゃんと度数を測った近用鏡が作れますよ」とアプローチが可能かもしれませんが、金額がほとんど変わらないのなら、手間暇かけて一本のメガネを売るよりも、セルフでハズキを買ってもらったほうが効率が良いと考えるかもしれません。
また、近用鏡がハズキよりも高額になってしまうお店なら、ハズキを買われてしまうことで、客単価のダウンにつながります。

無論、ハズキを目当てに来られた人に、いろいろ説明して、ハズキより高額なメガネを買ってもらえれば一番良いのですが、それは特に一見さんの場合は、ハードルが高いです。


当店としても、どこまでハズキと付き合っていったらいいのか、考えあぐねている面はあるのですが、このたび新色が発売されました。

明るいパープルとブラウン。

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これで、カラーバリエーションが10色になりました。
倍率が3種類ありますので、それぞれフルカラーバリーエーションで在庫を揃えると30本になります。

しかも、ハズキはレンズ面の大きさが3タイプあります。
ラージとコンパクトは倍率が3種類、クールは倍率が2種類です。
すべて在庫を揃えたら80本です。

さらに、ハズキにはレンズカラーが2種類あります。
どちらのカラーも揃えれば、在庫は160本です。

↓一番上がレンズカラーがクリアのラージサイズ、その下がラージサイズのレンズカラー付き、その下がクリアのコンパクトサイズ、その下がクリアのクールサイズ。

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倍率が1種類、赤・黒・紫の3色、レンズカラーも1色しかなかったころは、各色3本在庫を持っても9本で済みました。
今、同じように在庫を持とうとしたら、とんでもない在庫量です。

当店は、とてもすべてにお付き合いする資金力も在庫置き場もありませんので、レンズカラークリアのラージサイズのみ在庫を持つことにしています。
カラーは、一番多く売れている1.6倍については極力全色揃えるようにしていますが、他の倍率は3~4色で、在庫がないない場合は取り寄せにて対応しています。

他のレンズサイズやカラー付きのものはサンプルのみ用意していますので、ご希望の場合はこちらも取り寄せになります。


これから先、また新色とか、仕様変更とかがあったら、対応していかないといけないのかなと考えると、かなり大変です。

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「嫌なら売らなきゃいいだけ」と言われそうですけど。





  1. 2019/03/18(月) 23:50:33|
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老眼鏡をバイフォーカルにできる、貼り付けレンズ

以前、使っているメガネに貼り付けるタイプの簡易バイフォーカルレンズをご紹介しました。

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このたび、これの逆バージョンのレンズを手配しました。
つまり、いわゆる老眼鏡に貼り付けることで遠見が可能になるレンズです。

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上述の簡易バイフォーカルレンズより、やわらかめです。

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度数は-1.50Dの1種類です。

1.32倍のハズキルーペは、度数でいうと+1.50Dなので、これに貼り付けると遠用部分(貼り付けたところ)が度なしになりますので、遠くを見るときには度数がいらないというかたであれば、遠くははっきり見えるということになります。

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一方で、同じように遠くを見るときは度数がいらないというかたが、1.6倍(+2.50D相当)のハズキルーペを使っていて、これに貼り付けたとしますと、遠用部分(貼り付けレンズを通してみる部分)は+1.00Dになりますから、これならハズキルーペを外したほうが遠くは見やすいということになります。

したがって、どのようなかたでも使えるというわけではありませんので注意が必要です。


一応、+1.50Dの貼り付けレンズもあったので手配しておきました。

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上述の簡易バイフォーカルよりも、貼り付けしやすいかもしれません。






  1. 2019/03/02(土) 23:53:00|
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水中でのスイミングゴーグルの度数

左右とも
S+8.50 C-1.00 AX180
といった感じの女の子(実際は少し違います)。

水泳教室でゴーグルを使いたいとのこと。

当初は、「プールサイドとか、プール内で水から顔を出しているときにはっきり見える」ということを想定して、スワンズのオーダーメードで上記度数を組み込んだものをご注文いただいたのですが、すぐにお母さまから連絡がありました。

お嬢様曰く、水中でよく見えるゴーグルが欲しい、とのこと。
そうなると話が変わってきます。

スワンズのオーダーメード度付きゴーグルは、レンズ前面にカーブがつきます。
下図はスポルディングの既成度付きゴーグルレンズですが、これも微妙に前面カーブがついています。

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このように前面カーブがついたレンズの場合、水中でなければ所定の度数が出ますので問題はありません。
しかし、水中では度数が変わりますので注意が必要になります。

具体的には、前面カーブに一定の係数を乗じた分だけ、マイナス度数が増えることになります。

したがって、完全矯正値で近視のレンズを装着すれば、水中では過矯正になってしまいますし、遠視の場合は低矯正になります。

このお嬢様の場合は、冒頭の度数で作ったとしても、水中では、概算すると、+3Dに満たないパワーしか得られないようでした。
それでも裸眼よりはマシかとは思うのですが、もうちょっとどうにかしたいです。

「水中以外ではゴーグルは外すので、水中でしっかり度数が出るように遠視の過矯正でも構いません」とお母様はおっしゃるのですが、JOAジャーナルに眼鏡学校の今枝先生がまとめてくださった表を参照する限り、遠視度数を強くすると前面カーブも増えてしまうため、余計にマイナス方向への変化が増大し、結局水中の度数は大した度数にはなりません。

ではどうすれば、水中での度数が、このような変化をせずに済むかというと、前面カーブがない、フラットであればオーケーです。
タバタの既成度付きゴーグルであれば、前面がフラットなので具合が良いのです。

しかし、最近までスポーツ用品店での取り扱いがメインで、眼鏡業界には流れていなかったようで、困ったなと思っていたら、普通に問屋さん経由でオーダーできるようになっていて助かりました。

ただし、既製品なので、+6Dまでしかありません。

S+8.50 C-1.00は、乱視をないものと考えると(等価球面)、S+8Dに相当します。
眼位を考慮して、完全矯正値よりも若干遠視の過矯正にされているそうなので、+7.5Dくらいが本来必要な度数なのかな?
だとしたら+1.5Dの未矯正ということになりますが、それくらいならだいぶマシなのでは?
それ以上の度数は望んでも無理なわけですし。

ということで、左右とも+6Dの既製レンズでやってみることになりました。
そのほうがお値段もかなり安いですしね。

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このように前面がフラットです。

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そのかわり、レンズ後面にカーブが付きます。
写真では、わかりにくいですが。

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そうするとどうなるかというと、通常の遠視用メガネを逆から見たような感じになります。

通常の遠視用メガネレンズと眼との関係がこうだとしたら、

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このゴーグルはこんな感じになります。
(前面カーブは、このゴーグルはフラットですので、図とは異なります。)

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これだと、光学中心を通してみないと、見えにくいというか違和感が出やすくなります。

しかしながら既製品ですので、瞳孔間距離と光学中心をきちんと合わせることはできません。
「たまたまぴったり一致した」ということはあり得ますが。

幸い、変な見えかたではないとのご反応でしたので、これで使っていただくことになりました。


ということで、水中での見えかたを重視する場合、ゴーグルの前面カーブを考慮しないと、痛い目に遭いますよ、という話でした。









  1. 2019/02/25(月) 23:42:36|
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遮光フレームで複視に対処

脳疾患で複視になってしまったかたがご相談に見えました。

既に、片眼に遮蔽レンズ(オクルア)を組み込んだメガネを装用されています。
眼科でプリズムをいろいろ試してみたけれど、遮蔽が一番良いという結論に達したそうです。

ただ、右眼でフレームの隙間から見える景色が鬱陶しいらしく、どうにかしたいということです。

眼とレンズの距離が遠かったので、それを近づけると、かなり改善したご様子ですが、もう少し何とか、と。

右眼とフレームとの隙間を塞ぐため、弱視治療用のフレームに取り付けるアイパッチをお見せしたところ、

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「これは良い」ということで、これ用に一本メガネを作ってみたいとおっしゃっていくださいました。

ただ、アイパッチがかなり目立ちますので、試しに遮光眼鏡「ビューナル」もお見せしたところ、「これも良い」と。

結果、ビューナルのフロントレンズを抜いて、クリアレンズを組み込み、右には遮蔽膜(LP)を貼り付けることにしました。
左は通常の度付きレンズです。

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右をオクルアにしなかったのは、価格を考慮して、です。
サイドが完全遮蔽ではない(景色が見えてしまう)ので、どうかと思ったのですが、それは気にならないとのこと。

逆に左眼の視界が奪われてしまうで、そこがどうかなとは思います。

実際に使っていただいて、またご感想を伺えたらうれしいです。



  1. 2019/02/23(土) 23:50:28|
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昔のローデンストック

メガネフレームに「ローデンストック」というブランドがあります。

今は日本製になっていますが、輸入品だったころのローデンストックを探しているかたが来られました。
細かい事情は省きますが、何とかなりませんか?と。

問屋さんに相談しましたところ、6本ほど探してくださいましたので、とりあえずお借りしました。

こんな感じのものです。

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Made in 「Germany」ではありません。
「Western Germany」です。
ベルリンの壁が崩壊する前のモデルということです。

御眼鏡にかなったものをご購入いただきました。


  1. 2019/02/09(土) 23:51:26|
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責任重大

当店HPを見てご来店いただいたお客様。
オリンピック強化指定選手だそうで、実戦で使用するメガネのレンズ交換を承りました。

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(実戦では、フレームに少しアレンジをします。ご本人の許諾は得ていますが、私の判断でその辺の詳細は秘匿します。)

私自身、その競技の経験がないため、的確なアドバイスができませんで、最終的な度数選択も含め、歯がゆい部分はあるのですが。

使用した感想をフィードバックしていただき、よりよいパフォーマンスにつながるお手伝いができるのなら、とても光栄に思います。

今回に限らず、受験とか資格取得とかスポーツ大会とか、人生の大事な局面でメガネの出来不出来が結果を左右することって、あると思うんですね。

そういう、とても責任の重たい仕事をしているということを、改めて感じました。


  1. 2019/01/25(金) 23:44:47|
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先セルの変色

お客様ご使用中のメガの先セル。
元々はピンクでしたが、変色しています。

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内側はさらに変色が。

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原因は、毛染め液です。


洗っても落ちませんので、先セル交換が必要です。
ただ、先セルの形によっては、汎用品では対応できない場合もあり、そうなるとメーカーから取り寄せないといけなくなります。

ある程度年数が経ってしまっていると、入手不可能なこともありますが、今回は対応できましたので、奇麗になりました。

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このような淡い色の先セルの場合、使用状況によっては変色が目立ちますが、そんな先のことまで考えてフレームを選ぶかたも、それほど多くはないと思います。
女性の場合は髪の毛で隠れてしまう場合も多いですし。

もし気になるのなら、購入前に、この先セルはあとあとでも交換が可能なのかを確認されると安心かと思います。
その際、メーカーの部品供給は永遠にあるものではありませんから、同じ色や形状でなくても、汎用品で合うものがあるのなら、良しとするのがよろしいかと。





  1. 2018/12/28(金) 23:57:59|
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フレームのパーツ交換

メガネフレームが、ユーザーの過失によって破損することは珍しくはありません。
たとえば、物にぶつかった・転んだ・踏んだ、等々。

その結果、破損したフレームを店頭で即時修理ができない場合、当店ですと修理業者に送るか、破損した部品の在庫があれば部品交換をするかの、二択となります。

修理業者に送る場合、最短でも三日かります。
現実的には最短でも、四日間みてもらうことになります。
日曜や、当店の定休日が絡めば、その分延びます。
その間、メガネを預からなくてはなりません。

また、修理品は新品同様にはなりません。
良く見れば、あるいはよく見なくても、手を加えたな、というのがわかってしまいます。

そういった場合に、部品の在庫があれば、たとえば、右テンプルのみとか、フロント(レンズの入っている部分)のみとか。といった形で、手配・交換が可能です。

部品が届くまで、店でできる限りの修理をしておいて使ってもらうことができる場合もありますし、新品交換ですから、見た目も奇麗です。
ですが、修理よりも金額が高くなることもあります。

部品取り寄せの場合、業界の慣習として、フロント交換の場合はフレーム一本の価格の半分、テンプル一本の場合はフレーム一本の価格の四分の一、が販売価格になることが多いと思います。

つまり、四万円のフレームの右テンプルを交換したら一万円ということです。
無論、それは希望小売価格ですから、最終的にいくらにするかはお店の裁量ですが、要は高いフレームほど高価になるということです。

逆に安いフレームだと、修理代と大して変わらない金額になったりもします。

その辺は、店頭でよくご相談なさるとよろしいと思います。





  1. 2018/12/11(火) 23:40:50|
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他店購入の新品レンズの加工について

当店は、他店で購入した新品フレームに、当店でご購入いただいたレンズを組み込むことは、条件付きでお受けいたしております。
(フレームによってはお断りすることもあります。)

一方、他店で購入した新品レンズ(まだ削っていないもの)を、当店で削ってフレームに組み込む作業はお断りしています。
仮に、フレームは当店で購入したいという場合であっても、お断りいたします。

唯一の例外はアーレンレンズです。

こちらの都合で恐縮ですが、ご了承くださいませ。



  1. 2018/12/10(月) 23:45:50|
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女性向けの跳ね上げフレーム

当店で跳ね上げフレームをお求めになるのは、ほとんど男性です。
女性でお求めになったかたは数人しかおりません。
跳ね上げる、ということ(跳ね上げたときの見た目)に何となく抵抗感があるのかもしれません。

流通しているフレームも、男性向けのデザインが多いようです。

今回、女性向けデザインのものを仕入れてみました。

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これまでは、丸とかボストンといったデザインのものを女性におすすめしていましたが、ちょっとだけ選択肢が増えました。


  1. 2018/12/08(土) 23:40:56|
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複式跳ね上げのバネ交換

当店では複式の跳ね上げフレームは、販売実績がほとんどないのですが、数年前にお求めいただいたお客様のフレームのバネがへたってきたようで、跳ね上げても下がってきてしまうとのことで、バネの交換を承りました。

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単式跳ね上げフレームのバネ交換は何度もやっていますが、複式は初めてです。

単式に使われているバネやコマよりも、太くて大きいので、

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やりやすそうな気はしたのですが、やってみないとわかりません。

バラしてみたのですが、バネは折れていませんでした。
(単式フレームの跳ね上げが緩い場合だと、ほぼ例外なくバネが折れています。)

確かに、太いバネなのでも折れにくいのだとは思います。

代わりに、コマが斜めに擦り減っていました。

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新品は、このように平らです。

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フレームの、コマが当たる部分も、わずかに減っている印象です。

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無事、交換完了しました。

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フレーム部分の摩耗の影響か、新品のような硬さはないですが、十分ご使用に耐えられるかと。

交換作業中にバネをふっ飛ばして慌てることがなかったのは何よりでした。






  1. 2018/11/27(火) 23:50:34|
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デモレンズ

店頭に陳列されているメガネのフレームには、「デモレンズ」と呼ばれる、度の入っていないレンズのようなものが装着されています。

フチなしフレームやナイロールフレームの場合は、デモレンズがないと玉形自体が把握できませんし、フルリムフレームでもデモレンズがあることでリムの型崩れを最小限できたり、フィッティング時にアイポイントや眼とレンズとの距離の確認がやりやすくなります。

加工の時は、本来のレンズを組み込むためにデモレンズは外すのですが、外したものは、当店では通常は廃棄しています。
(デモレンズで玉型トレースをした場合など、特別な事情があれば保管します。)

ただ、他店で購入された新品フレームへのレンズ交換を依頼され、そのフレームにデモレンズがついていた場合は、

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納品時にデモレンズもお客様にお渡ししています。
不要と言われれば廃棄しますが。

なぜかというと、以前、仲間の眼鏡店で、デモレンズを廃棄してしまったことによるトラブルがあったと聞いたからです。
要するに、そのお客様はデモレンズも必要だったということです。

デモレンズを廃棄してしまっていても、最悪、度なしのレンズで作ってしまえは済むと思うのですが、デモレンズにによってはブランド名とかなんやらが印刷されているものもあり、それが大事だったのかもしれません。

なので、他店購入枠の場合は、念のため捨てずに保管して置くようにしています。

当店で販売したフレームであっても、メーカー在庫がなくなればデモレンズの手配も不可能になりますから、一応納品するまでは保管しておいたほうが安全なのかもしれませんが・・・


  1. 2018/11/25(日) 23:50:57|
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トマトグラッシーズ キッズ新作入荷

お子様向けフレームの「トマトグラッシーズ キッズ」の新作(TKDC)が入荷しております。

前作(TKCC)よりも、幾らか丸みを帯びた玉型です。

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テンプル形状は若干変更があります。
テンプルの柄やカラーはTKACを継承しつつ、新しいものも導入されています。

玉型サイズは38・40・42・44の4サイズ。
カラーは16色です。

当店では4サイズすべてのご試着が可能ですが、カラーについては、とてもすべてをソロエルアリーナることができませんので、前作までの売れ筋を踏まえた精鋭7色をご用意しております。

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他のカラーについては、一部、前作までと同じものもありますので、店頭でご参照いただくこともできます。
どうにもならないカラーついては、お取り寄せにて対応いたします。


  1. 2018/11/20(火) 23:45:33|
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またまたハズキの話

大々的なテレビコマーシャルが止まらない「ハズキルーペ」。

このブログでも、何度かネタにしていますが

その①

その②

その③

合う人にしか合わない商品です。

コマーシャルでは相変わらず裸眼で使われているし、とうとう「ブルーライトがカットされている」などと言わせるようになったしで(注・ブルーライトカット性能に疑義を呈しているわけではなく、そこまで敏感に感じ取れる人はとても少ないはずだということです。)、誤解を生まないよう店頭での説明が必須ですし、カラーバリエーションが増えて店在庫はかさむしで、マジメに売ろうとすると結構大変です。

だったら売らなきゃいいのに、と言われそうですが、なんだかんだ言いつつも、店頭にポスター貼ったりして、

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一応売っております。


今日は「ハズキは何時間掛けていても疲れないのか」と尋ねられました。

これだけ宣伝をして販売もされているのだから何らかのエビデンスがあるだろう、と思われる気持ちはわかります。

ですが、ハズキ自体は既成の老眼鏡と同じようなものです。
拡大効果を生むために、ベースインプリズムを組み込んでいる点は異なりますが。

近見で外斜位が大きくて、ベースインプリズムが功を奏するようなタイプのかただと、既成の老眼鏡よりは疲れにくいかもしれません。
無論、ハズキの度数が、その人にとって適切であるというのが大前提なわけで、既成の老眼鏡では役に立たないという人がハズキを掛けても、やはり役には立ちませんし、近見が内斜位系のかたであれば、既成の老眼鏡より具合が悪くなることも考えられます。

ですので、何時間かけても疲れないかと聞かれても、「人によります」としかお答えのしようがありません。

ハズキを老眼鏡代わりに使うとして、真に自分に合うか合わないかを確認しようとしたら、きちんと度数や眼位を調べてもらう必要があると思います。
そこまでするなら、普通に老眼鏡を作ったほうがいいような気もしますけれど・・・


すっかり裸眼で使うことを前提にした商品のようになってしまっていますが、本来は「ルーペ」ですので、老眼鏡でピントを合わせた上から使うのが本流とは思います。
ですが、そのようにご案内しても「見にくい」と言われることはあります。
見ている距離が遠すぎるので、ピントが合わないのです。

そんなこと、コマーシャルだけでは、わかりっこありません。

どんな人にでも合う、どんな距離にでも合う、魔法のルーペではないことは、改めてお伝えしておきます。
詳しくは店頭でお試しくださいませ。









  1. 2018/11/05(月) 23:50:23|
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中近や近々の見えかた

当店ホームページで、中近・近々といったレンズをご説明する時に、こんなイメージ画像を載せています。

中近のイメージ

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近々のイメージ

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このイメージだと、レンズのどこを通してみても、このような見えかたになるという印象を持たれると思います。
つまり、老眼になる前、単焦点レンズでデスクワークをしていた時の見えかたです。

しかし、中近や近々(もちろん遠近も)は単焦点レンズではありませんので、ちょっと注意が必要です。


たとえば、こんな感じでデスクトップモニターを見るとして、

ixy_20181103_001.jpg

老眼になる前の単焦点レンズであれば、頭・首の角度を変えずにレンズ中央部付近で①の場所を見ても、レンズ下方で②の場所を見ても、同じようにハッキリみえるはずです。

ところが、老眼になり、中近・近々といったレンズを使うようになると・・・

中近や近々は、デスクワークがしやすいように、モニター画面から喪っと近い距離までにピントが合うよう、レンズの上のほうから下のほうにかけて、すこしずつ度数が変化するようになっています。
(遠近累進と同じ考え方です。)

仮に、大き目のモニターを使っており、レンズ中央部付近で①の場所がはっきり見えるような度数設定・レンズレイアウトを行なったとして、①を見ているときと同じ頭・首の角度で視線だけを下げてレンズ下方で②の場所を見ると、ちょっとボヤけるはずなんです。

なぜなら、レンズ下方部はモニターよりも近くの距離が見やすくなるような度数配分になっているからです。

したがって、②の場所をできるかぎりハッキリ見ようとするのなら、頭・首の角度を変えるなりして、極力レンズ中央部付近を通して見る必要があります。

もし、モニターの下部がかなり手前になるような斜め傾斜がついていたり、下図のような湾曲をしていたりすれば、

ixy_20181103_002.jpg

視線だけを下げても見えるかもしれませんが。


何が言いたいかというと、中近・近々では、老眼前の単焦点と同じ視線の使いかたでデスクワークができるわけではなく、見たいものの距離・角度に応じて、視線の使いかたを変える必要があるということです。

メーカーによって、いろいろな設計のものが開発されてはいますが、基本的な使いかたは同じです。

ですから、使用環境によっては、ちょっと使いにくい・妥協しないといけない場面も出てくるということです。

中近・近々の代わりに、二重焦点のほうが具合が良いという可能性もありますが、二重焦点には二重焦点の弱点もあったりして、それぞれ一長一短があります。

そういったところを、お店でよくご相談いただくことが必要です。









  1. 2018/11/03(土) 23:50:52|
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全部で何本?

メガネフレームに使われているネジですが、この小袋に入っているネジ、一瞬だけパッと見たら、何本あると思いますか?

IMG_1319.jpg


そんなに多くの本数ではなさそうにみえるかもしれませんが、これで60本です。


当店では、テンプル止めネジと鼻バッドを止めるネジは、原則としてゆるみ止め付きのネジに交換して納品しています。
(サイズが合わなかったりする場合は無理です。)

テンプル止めネジは長さがいろいろありますが、たいていはこのケースの中の種類で間に合います。

IMG_1321.jpg

一方、鼻パッドネジは太さ1.2mmが主流です。
1.0mmの場合もありますが、多くはありません。

当店では太さ1.2mm・長さ4mmのものを使っていますが、1種類だけなのでまとめて購入しています。

ixy_20181026_002.jpg

これで1000本入りです。
鼻パッドネジの場合、左右一緒に交換することが多いので、フレーム500本分になります。

当店の規模では、数日・数週間で使い切ることはありませんが、新規に販売する分だけではなく、お客様が使用して汚れてしまったバッド交換の時にも使いますので、それなりの頻度でリピート注文しています。

すぐ使えるよう、ある程度の本数をまとめてケースに収納していますが、うっかりばらまいてしまうと大変です。






  1. 2018/10/29(月) 23:40:31|
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大きめの玉型でレンズを薄くしたい

たとえば、左右眼共に
S-6.00D 5△ベースアウト
OCD57mm
という処方度数のかたがいたとします。

この場合、耳側のレンズコバ厚が厚くなるのですが、このかたが
54□16
なんていうサイズのフレームを好まれたりすると、かなりの厚みになります。

数字だけ見てもイメージが湧かないかと思いますが、普通ならお顔に対してフレーム(玉型サイズ)が大き目な印象になります。

当店でしたら、ウスカルフレームの中から
40□20
あたりのものをお勧めしてみたいところなのですが、大き目の玉型が好みのかたには到底受け入れていただけるものではありません。

・レンズは薄くしたい
・総重量を軽くしたい
・玉型は大きいほうがいい

こういう要望をおっしゃられても、実のところ難しいです。

高屈折のレンズにしたところで、何ミリも薄さが変わるわけではありませんし、高屈折率レンズのほうが比重が大きいので、レンズ重量はほとんど変化しません。

フレームを軽くすればということで、フチなしフレームを選んだところで、耳側のコバ厚みのために加工が困難であったり、重心が前方に来てしまい、鼻に重さがかかってしまうこともあり得ます。

フレネルプリズムを使用すれば、厚みや重さの問題はかなり解消できますが、フレネル独特の見た目や透明度の低下かネックになります。

コンタクトレンズと度なしプリズムメガネ併用という手段を取るにしても、プリズムレンズの厚み自体はそれなりのものになります。

結局、どこかを妥協していただかないと、どうにもならないということになるのですが、それがなかなか。


「これだけ技術が進歩しているのだから、革命的に薄くなるレンズがどうしてないの?」と言われたりもするのですが、私に言われましても・・・



  1. 2018/10/10(水) 23:50:40|
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