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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

タンバリンキッズ

「ズレない」「軽い」「壊れにくい」「かわいい」といった要素をすべて兼ね備えたフレームは、正直なかなか少ないと思います。

それが低年齢の子供用フレームだったりするとなおさらです。
子供用フレームの場合、メーカーが作ってくるのは玉型サイズ46以上のものが多く、44以下のもの、特に42以下となると非常に少なくなってきます。

そういう状況の中、ベストとは思いませんが、選択肢の1つとして加えておいていいかなと考えてご用意しているのが、「タンバリンキッズ」というフレーム。

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玉型・鼻幅サイズが、37□14・40□14.5・43□15と3種類。

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前述のように、このくらいのサイズは流通しているものが少ないですから、背に腹は代えられないという背景もあるにはあるのですが。


なぜそういう否定的なことを言うかというと、フィッティングに難があるからです。
骨格に合うお子様にしか、おすすめできません。

専門用語を交えていうなら、頂間距離や前傾角の調整が困難だということ。
たとえば、睫毛が長くてレンズに当たってしまうとか、耳の高さが左右で違うのでフレームが右左どちらかに傾いてしまう、などといった場合、対処が困難です。

逆に、概ね骨格に合うお子様にとっては、選択枝の一つとして十分に値するかと思います。


フレームはナイロン樹脂を使用していますので、フレームのみの重量は7~8グラムほど。
一般的にはお肌にやさしいかと。
金属部分は、鼻パッド、テンプル、モダンをつなぐネジしかありませんし、それらが直接肌に触れることはありません。

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鼻パッドに関して解説しますと、子供の鼻梁は未発達のため、このように扁平な場合が多いのですが、

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あらかじめ鼻パッド自体が、ある程度は鼻梁に沿うような角度になっています。
この角度を変えるのは、熱を加えたりしてもなかなかやりにくいので、これはありがたいです。

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また、鼻パッドの位置(高さ)を上下5ミリ程度変えることが可能です。
これにより、掛けたときにフレーム前面が上がり過ぎたり下がり過ぎたりの調整が一応できます。


テンプルの長さは、モダンの位置を後ろにずらしたり、テンプルをカットしてモダンの位置を前にずらしたりすることにより、ある程度まで調整が可能です。
モダンは抜けてしまわないように、ネジで固定します。

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モダンの形状は根強いファンの多い「ケーブルタイプ」。
耳の後ろにクルンとなるような感じに掛かります。
それでも不安な場合は、専用のバンドを取り付けできます。

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フレームカラーは5色(現状7色ですが、うち2色は売りきっておしまいとのこと)。

ピンク
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ブルー
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ピンク基調でテンプルにハート柄
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ブルー基調でテンプルにクルマ柄
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ライトブラウン基調でテンプルにクマさん柄
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フロント・テンプル・パッド・先セルは各パーツ単位で購入ができます。
決して壊れないわけではありませんが、壊れても部品交換で使えるようにはなります。


お値段はお店によって異なりますが、当店の場合はフレーム+レンズでも、よほどの強度数だったり特殊なレンズでなければ、治療用眼鏡に適用される保険金額の範囲に収まります。


眼科医を対象にした学会で紹介されたらしく、先日ご来店いただいたお子様は、眼鏡処方箋に「タンバリンキッズ」と指定がありました。
こうなってくると、扱っていないお店ではどうすることもできません。

また、骨格によるところが大きいフレームですから、やみくもに指定されてしまっても現実問題としておすすめできない場合もありますでしょうから、そのあたりは眼科スタッフさんも十分考慮していただけると助かります。




  1. 2011/12/06(火) 23:32:45|
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