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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

左右のテンプルの開き幅

フレームがずり下がってしまうという場合、幾つかの原因が考えられます。

今回は「左右のテンプルの開き幅」ということにのみ着目して考えてみましょう。

顔の幅に対して適切に設定されていれば、
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フレームは安定します。
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顔の幅に対して、左右のテンプルが開きすぎていれば、
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フレームは、ずり下がってしまいます。
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では、顔の幅に対して、左右のテンプルが狭すぎるとどうなるでしょうか。
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側頭部をぎゅっと挟む力が働いて、具合がよいように思われるかもしれませんが、実際は、幅の広いものに狭いものを無理矢理挟むような感じになるため、前に押し出そうとする力が働いてしまいます。
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結果、フレームはずり下がります。


お客様の中には、「ずり下がらないように、テンプルをギュッと狭めてほしい」というお申し出をされるかたがおられますが、必要以上に狭くしてしまうと、かえってずり下がりやすくなってしまうということをご理解いただけると幸いです。

なお、実務におけるメガネのフィッティングはトータルで考えるべきものでありますので、仮にテンプルの開き幅が適切であっても、左右のテンプル傾斜、モダンの曲げかた・角度、クリングスや鼻パッドの位置・角度などが不適切であれば、ずり下がる仕上がりとなることは言うまでもありません。
  1. 2010/01/24(日) 23:00:02|
  2. メガネ・フレーム・レンズなど
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