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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

まちたんけん

地元の小学校(我が母校)より依頼があり、2年生の生活科の授業で行なう「町探検」に、今年も協力させていただきました。

お店に来られた児童さんの質問に答えたり、可能であれば何らかの体験をさせてあげる、というのが役目です。

今年は女の子6人の部隊。
自店のお客様の妹さんも混じっていまして、その子のお母さまが引率されてきました。
お母さまは、私と幼稚園から中学1年までの同じクラスでした。

「メガネは何種類くらいあるんですか」
「一番高いメガネはいくらですか」
などといった、想定の範囲内の質問にお答えしたあとは体験コーナーです。

当店、低年齢のお子様が喜びそうなものがいろいろあるわけですが、パッと見た限りでは斜視のお子様はいないようだったので、定番「魔法のメガネ」からスタートです。
以前ご紹介した「近見立体視」の視標を使います。

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魔法のメガネをかけて、モザイク模様を見ると、蝶が浮かび上がって見えるというシロモノ。

喜んでいただけました。
(みんなで、浮かんで見える羽をつまんでいるところです)
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もし、蝶が浮かんで見えないお子様がいたら、ちゃんとフォローをした上で、別のアトラクション(?)に移行する予定でしたが、全員最低限の近見立体視は可能だったので、お次は算数を取り入れたものを。

「ワース4燈」と呼ばれる小道具に登場いただきました。

点灯している4個のライト(赤1、緑2、白1)
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これを右眼に赤レンズ、左眼に緑レンズが装着されたメガネを通して見ると
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右眼(赤レンズ)では、2つの赤ライトが、
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左眼(緑レンズ)では、3つの緑ライトが見えます。
06231.jpg

「右眼で見たら2つ、左眼で見たら3つのライトが見えたね~。じゃあ、両方の眼で見たら何個のライトが見えると思う~?。2+3で5つ見えるかな~?はい、じゃあ両眼で見てみよう」

全員「4つ~」と答えてくれました。
2+3が5になりません。
不思議ですね~、何ででしょうね~。

両眼視に問題のない人は、1つの赤いライト、2つの緑ライト、赤と緑が混ざった1つのライト、つまり合計で4つのライトが見えます。
5つには見えないのです。

裸眼で確認できる赤・緑のライトは、それぞれ右眼・左眼にしか見えません。
しかし、白いライトは両方の眼で見えています。
ですから両眼で見ているとき、白いライトは同じものとして脳の中で一つに統合しようとします。
ただし実際は、それぞれ赤・緑のライトとして認識していますので、統合されるときには、2つの色が混じったような色合いで認識されることになります


そのあとは、「黒板が見えても教科書が見えないと、お勉強ができないから、近くの視力を測るのも大事なんですよ~」と近見視力のチェック。

続いて、加工機でレンズが削られていくところを見てもらい、最後に宝飾部門のダイヤモンドの品定めをしてもらっておしまいです。

20分程度の時間しかないので、たいしたことはできませんでしたが、喜んで帰っていただけたと自画自賛しております。

よいレポートを仕上げてくださいね。
  1. 2009/06/23(火) 23:39:02|
  2. 視機能・視覚・検査など
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