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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

フレームのパーツ交換

メガネフレームが、ユーザーの過失によって破損することは珍しくはありません。
たとえば、物にぶつかった・転んだ・踏んだ、等々。

その結果、破損したフレームを店頭で即時修理ができない場合、当店ですと修理業者に送るか、破損した部品の在庫があれば部品交換をするかの、二択となります。

修理業者に送る場合、最短でも三日かります。
現実的には最短でも、四日間みてもらうことになります。
日曜や、当店の定休日が絡めば、その分延びます。
その間、メガネを預からなくてはなりません。

また、修理品は新品同様にはなりません。
良く見れば、あるいはよく見なくても、手を加えたな、というのがわかってしまいます。

そういった場合に、部品の在庫があれば、たとえば、右テンプルのみとか、フロント(レンズの入っている部分)のみとか。といった形で、手配・交換が可能です。

部品が届くまで、店でできる限りの修理をしておいて使ってもらうことができる場合もありますし、新品交換ですから、見た目も奇麗です。
ですが、修理よりも金額が高くなることもあります。

部品取り寄せの場合、業界の慣習として、フロント交換の場合はフレーム一本の価格の半分、テンプル一本の場合はフレーム一本の価格の四分の一、が販売価格になることが多いと思います。

つまり、四万円のフレームの右テンプルを交換したら一万円ということです。
無論、それは希望小売価格ですから、最終的にいくらにするかはお店の裁量ですが、要は高いフレームほど高価になるということです。

逆に安いフレームだと、修理代と大して変わらない金額になったりもします。

その辺は、店頭でよくご相談なさるとよろしいと思います。





  1. 2018/12/11(火) 23:40:50|
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他店購入の新品レンズの加工について

当店は、他店で購入した新品フレームに、当店でご購入いただいたレンズを組み込むことは、条件付きでお受けいたしております。
(フレームによってはお断りすることもあります。)

一方、他店で購入した新品レンズ(まだ削っていないもの)を、当店で削ってフレームに組み込む作業はお断りしています。
仮に、フレームは当店で購入したいという場合であっても、お断りいたします。

唯一の例外はアーレンレンズです。

こちらの都合で恐縮ですが、ご了承くださいませ。



  1. 2018/12/10(月) 23:45:50|
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女性向けの跳ね上げフレーム

当店で跳ね上げフレームをお求めになるのは、ほとんど男性です。
女性でお求めになったかたは数人しかおりません。
跳ね上げる、ということ(跳ね上げたときの見た目)に何となく抵抗感があるのかもしれません。

流通しているフレームも、男性向けのデザインが多いようです。

今回、女性向けデザインのものを仕入れてみました。

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これまでは、丸とかボストンといったデザインのものを女性におすすめしていましたが、ちょっとだけ選択肢が増えました。


  1. 2018/12/08(土) 23:40:56|
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複式跳ね上げのバネ交換

当店では複式の跳ね上げフレームは、販売実績がほとんどないのですが、数年前にお求めいただいたお客様のフレームのバネがへたってきたようで、跳ね上げても下がってきてしまうとのことで、バネの交換を承りました。

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単式跳ね上げフレームのバネ交換は何度もやっていますが、複式は初めてです。

単式に使われているバネやコマよりも、太くて大きいので、

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やりやすそうな気はしたのですが、やってみないとわかりません。

バラしてみたのですが、バネは折れていませんでした。
(単式フレームの跳ね上げが緩い場合だと、ほぼ例外なくバネが折れています。)

確かに、太いバネなのでも折れにくいのだとは思います。

代わりに、コマが斜めに擦り減っていました。

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新品は、このように平らです。

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フレームの、コマが当たる部分も、わずかに減っている印象です。

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無事、交換完了しました。

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フレーム部分の摩耗の影響か、新品のような硬さはないですが、十分ご使用に耐えられるかと。

交換作業中にバネをふっ飛ばして慌てることがなかったのは何よりでした。






  1. 2018/11/27(火) 23:50:34|
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デモレンズ

店頭に陳列されているメガネのフレームには、「デモレンズ」と呼ばれる、度の入っていないレンズのようなものが装着されています。

フチなしフレームやナイロールフレームの場合は、デモレンズがないと玉形自体が把握できませんし、フルリムフレームでもデモレンズがあることでリムの型崩れを最小限できたり、フィッティング時にアイポイントや眼とレンズとの距離の確認がやりやすくなります。

加工の時は、本来のレンズを組み込むためにデモレンズは外すのですが、外したものは、当店では通常は廃棄しています。
(デモレンズで玉型トレースをした場合など、特別な事情があれば保管します。)

ただ、他店で購入された新品フレームへのレンズ交換を依頼され、そのフレームにデモレンズがついていた場合は、

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納品時にデモレンズもお客様にお渡ししています。
不要と言われれば廃棄しますが。

なぜかというと、以前、仲間の眼鏡店で、デモレンズを廃棄してしまったことによるトラブルがあったと聞いたからです。
要するに、そのお客様はデモレンズも必要だったということです。

デモレンズを廃棄してしまっていても、最悪、度なしのレンズで作ってしまえは済むと思うのですが、デモレンズにによってはブランド名とかなんやらが印刷されているものもあり、それが大事だったのかもしれません。

なので、他店購入枠の場合は、念のため捨てずに保管して置くようにしています。

当店で販売したフレームであっても、メーカー在庫がなくなればデモレンズの手配も不可能になりますから、一応納品するまでは保管しておいたほうが安全なのかもしれませんが・・・


  1. 2018/11/25(日) 23:50:57|
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トマトグラッシーズ キッズ新作入荷

お子様向けフレームの「トマトグラッシーズ キッズ」の新作(TKDC)が入荷しております。

前作(TKCC)よりも、幾らか丸みを帯びた玉型です。

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テンプル形状は若干変更があります。
テンプルの柄やカラーはTKACを継承しつつ、新しいものも導入されています。

玉型サイズは38・40・42・44の4サイズ。
カラーは16色です。

当店では4サイズすべてのご試着が可能ですが、カラーについては、とてもすべてをソロエルアリーナることができませんので、前作までの売れ筋を踏まえた精鋭7色をご用意しております。

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他のカラーについては、一部、前作までと同じものもありますので、店頭でご参照いただくこともできます。
どうにもならないカラーついては、お取り寄せにて対応いたします。


  1. 2018/11/20(火) 23:45:33|
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またまたハズキの話

大々的なテレビコマーシャルが止まらない「ハズキルーペ」。

このブログでも、何度かネタにしていますが

その①

その②

その③

合う人にしか合わない商品です。

コマーシャルでは相変わらず裸眼で使われているし、とうとう「ブルーライトがカットされている」などと言わせるようになったしで(注・ブルーライトカット性能に疑義を呈しているわけではなく、そこまで敏感に感じ取れる人はとても少ないはずだということです。)、誤解を生まないよう店頭での説明が必須ですし、カラーバリエーションが増えて店在庫はかさむしで、マジメに売ろうとすると結構大変です。

だったら売らなきゃいいのに、と言われそうですが、なんだかんだ言いつつも、店頭にポスター貼ったりして、

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一応売っております。


今日は「ハズキは何時間掛けていても疲れないのか」と尋ねられました。

これだけ宣伝をして販売もされているのだから何らかのエビデンスがあるだろう、と思われる気持ちはわかります。

ですが、ハズキ自体は既成の老眼鏡と同じようなものです。
拡大効果を生むために、ベースインプリズムを組み込んでいる点は異なりますが。

近見で外斜位が大きくて、ベースインプリズムが功を奏するようなタイプのかただと、既成の老眼鏡よりは疲れにくいかもしれません。
無論、ハズキの度数が、その人にとって適切であるというのが大前提なわけで、既成の老眼鏡では役に立たないという人がハズキを掛けても、やはり役には立ちませんし、近見が内斜位系のかたであれば、既成の老眼鏡より具合が悪くなることも考えられます。

ですので、何時間かけても疲れないかと聞かれても、「人によります」としかお答えのしようがありません。

ハズキを老眼鏡代わりに使うとして、真に自分に合うか合わないかを確認しようとしたら、きちんと度数や眼位を調べてもらう必要があると思います。
そこまでするなら、普通に老眼鏡を作ったほうがいいような気もしますけれど・・・


すっかり裸眼で使うことを前提にした商品のようになってしまっていますが、本来は「ルーペ」ですので、老眼鏡でピントを合わせた上から使うのが本流とは思います。
ですが、そのようにご案内しても「見にくい」と言われることはあります。
見ている距離が遠すぎるので、ピントが合わないのです。

そんなこと、コマーシャルだけでは、わかりっこありません。

どんな人にでも合う、どんな距離にでも合う、魔法のルーペではないことは、改めてお伝えしておきます。
詳しくは店頭でお試しくださいませ。









  1. 2018/11/05(月) 23:50:23|
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中近や近々の見えかた

当店ホームページで、中近・近々といったレンズをご説明する時に、こんなイメージ画像を載せています。

中近のイメージ

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近々のイメージ

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このイメージだと、レンズのどこを通してみても、このような見えかたになるという印象を持たれると思います。
つまり、老眼になる前、単焦点レンズでデスクワークをしていた時の見えかたです。

しかし、中近や近々(もちろん遠近も)は単焦点レンズではありませんので、ちょっと注意が必要です。


たとえば、こんな感じでデスクトップモニターを見るとして、

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老眼になる前の単焦点レンズであれば、頭・首の角度を変えずにレンズ中央部付近で①の場所を見ても、レンズ下方で②の場所を見ても、同じようにハッキリみえるはずです。

ところが、老眼になり、中近・近々といったレンズを使うようになると・・・

中近や近々は、デスクワークがしやすいように、モニター画面から喪っと近い距離までにピントが合うよう、レンズの上のほうから下のほうにかけて、すこしずつ度数が変化するようになっています。
(遠近累進と同じ考え方です。)

仮に、大き目のモニターを使っており、レンズ中央部付近で①の場所がはっきり見えるような度数設定・レンズレイアウトを行なったとして、①を見ているときと同じ頭・首の角度で視線だけを下げてレンズ下方で②の場所を見ると、ちょっとボヤけるはずなんです。

なぜなら、レンズ下方部はモニターよりも近くの距離が見やすくなるような度数配分になっているからです。

したがって、②の場所をできるかぎりハッキリ見ようとするのなら、頭・首の角度を変えるなりして、極力レンズ中央部付近を通して見る必要があります。

もし、モニターの下部がかなり手前になるような斜め傾斜がついていたり、下図のような湾曲をしていたりすれば、

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視線だけを下げても見えるかもしれませんが。


何が言いたいかというと、中近・近々では、老眼前の単焦点と同じ視線の使いかたでデスクワークができるわけではなく、見たいものの距離・角度に応じて、視線の使いかたを変える必要があるということです。

メーカーによって、いろいろな設計のものが開発されてはいますが、基本的な使いかたは同じです。

ですから、使用環境によっては、ちょっと使いにくい・妥協しないといけない場面も出てくるということです。

中近・近々の代わりに、二重焦点のほうが具合が良いという可能性もありますが、二重焦点には二重焦点の弱点もあったりして、それぞれ一長一短があります。

そういったところを、お店でよくご相談いただくことが必要です。









  1. 2018/11/03(土) 23:50:52|
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全部で何本?

メガネフレームに使われているネジですが、この小袋に入っているネジ、一瞬だけパッと見たら、何本あると思いますか?

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そんなに多くの本数ではなさそうにみえるかもしれませんが、これで60本です。


当店では、テンプル止めネジと鼻バッドを止めるネジは、原則としてゆるみ止め付きのネジに交換して納品しています。
(サイズが合わなかったりする場合は無理です。)

テンプル止めネジは長さがいろいろありますが、たいていはこのケースの中の種類で間に合います。

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一方、鼻パッドネジは太さ1.2mmが主流です。
1.0mmの場合もありますが、多くはありません。

当店では太さ1.2mm・長さ4mmのものを使っていますが、1種類だけなのでまとめて購入しています。

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これで1000本入りです。
鼻パッドネジの場合、左右一緒に交換することが多いので、フレーム500本分になります。

当店の規模では、数日・数週間で使い切ることはありませんが、新規に販売する分だけではなく、お客様が使用して汚れてしまったバッド交換の時にも使いますので、それなりの頻度でリピート注文しています。

すぐ使えるよう、ある程度の本数をまとめてケースに収納していますが、うっかりばらまいてしまうと大変です。






  1. 2018/10/29(月) 23:40:31|
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大きめの玉型でレンズを薄くしたい

たとえば、左右眼共に
S-6.00D 5△ベースアウト
OCD57mm
という処方度数のかたがいたとします。

この場合、耳側のレンズコバ厚が厚くなるのですが、このかたが
54□16
なんていうサイズのフレームを好まれたりすると、かなりの厚みになります。

数字だけ見てもイメージが湧かないかと思いますが、普通ならお顔に対してフレーム(玉型サイズ)が大き目な印象になります。

当店でしたら、ウスカルフレームの中から
40□20
あたりのものをお勧めしてみたいところなのですが、大き目の玉型が好みのかたには到底受け入れていただけるものではありません。

・レンズは薄くしたい
・総重量を軽くしたい
・玉型は大きいほうがいい

こういう要望をおっしゃられても、実のところ難しいです。

高屈折のレンズにしたところで、何ミリも薄さが変わるわけではありませんし、高屈折率レンズのほうが比重が大きいので、レンズ重量はほとんど変化しません。

フレームを軽くすればということで、フチなしフレームを選んだところで、耳側のコバ厚みのために加工が困難であったり、重心が前方に来てしまい、鼻に重さがかかってしまうこともあり得ます。

フレネルプリズムを使用すれば、厚みや重さの問題はかなり解消できますが、フレネル独特の見た目や透明度の低下かネックになります。

コンタクトレンズと度なしプリズムメガネ併用という手段を取るにしても、プリズムレンズの厚み自体はそれなりのものになります。

結局、どこかを妥協していただかないと、どうにもならないということになるのですが、それがなかなか。


「これだけ技術が進歩しているのだから、革命的に薄くなるレンズがどうしてないの?」と言われたりもするのですが、私に言われましても・・・



  1. 2018/10/10(水) 23:50:40|
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メガネ拭き

当店でメガネをお買い上げいただいたかたに差し上げているメガネ拭き。

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メガネケースの中に敷いていただくため、小さめのサイズ(12×15cm)です。
カネボウのクラウゼンAМBという商品になります。

販売用として置いてあるのは、東レのトレシーです。

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どちらにも共通して言えることは、「汚れてきたら洗っていただければ、元の性能に戻ります」ということです。

たまに、「拭いてもレンズが奇麗にならない」と言われることがありますが、汚れや油分を拭き取ったものをそのまま使い続けていれば、本来の性能は発揮できなくなります。

ごくごく普通にお洗濯していただければよろしいかと。




  1. 2018/10/07(日) 23:50:13|
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跳ね上げフレームの紹介

決して最新作ということではないのですが、当店在庫にない色味でしたので仕入れたものです。

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跳ね上げは「無段階調節タイプ」となります。
途中の角度で止められる、ということです。

跳ね上げるか・跳ね上げないかの二択タイプとどちらが良いかというのは、人それぞれで何とも言えません。
跳ね上げ機構部のメンテナンスに関しても、それぞれ一長一短があり、難しいところです。

フルリムかナイロールか、というのも、どちらをお勧めするかは難しいです。
ナイロールのほうが、レンズの天地幅を自店で変更しやすいというメリットはありますし、凸レンズを入れる場合はフルリムのほうが薄く軽くはなります。

ただ、このモデルに関しては、跳ね上げたときに、跳ね上げたフレームの上リムが視界に入りやすいので、「跳ね上げたときに遠くを見る」のではなく、「跳ね上げたときに手元を見る」という使いかたのほうが、上リムが来ならないと思われるため、おすすめかと考えます。



  1. 2018/10/01(月) 23:47:33|
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修理の費用

当店では、フレームが壊れた場合に行なう「ロー付け」と呼ばれる作業は、福井の業者さんに送ってやってもらっております。
(他店購入のものであっても、原則として承ります。)

たとえば、

・鼻パッドを支えている金具が折れてしまった
・フレーム前面とツルをつないでいるネジの部分が折れてしまった
・レンズを保持している金属部分が切れてしまった

などといったとき、ロー付けが必要になります。

ロー付けを行なう箇所は塗装が変色してしまうことになりますが、それについて対処せず、あくまでも補修ができていればいいという「チタンフレームのロー付けのみ」且つ、作業が簡単なものであれば、当店と業者間の往復送料を含めて、三千円台後半の金額をいただくことが多いです。

可能な限り最短納期で仕上げてほしいという場合や、作業が複雑になる場合は、四千円~五千円台になることもあります。
これはあくまでも一般的なチタンフレームの場合であり、18金フレームであったり鼈甲の修理であれば、金額はもっとかかります。

ここで問題になるのが、修理を希望されるフレーム(ないしレンズも併せて)が幾らだったのかということです。

たとえば、「一式五千円で買ったメガネを直すのに、何で四千円前後もかかるんだ」という、話です。

お気持ちはわかるのですが、あくまでも、作業工程によって決まる金額であるため、いくらで買ったフレームなのかということは関係がないのです。
送料だけで、千円は楽に超えてしまいますし。

お店によっては、自店でロー付けをし、無料もしくは、かなりお安く対応している場合もあります。
当店の価格は、決してふっかけてはいないと思うのですが、ご承服いただけないのであれば、そういったお店をお探しいただくしかないのが率直なところです。




  1. 2018/09/26(水) 23:45:43|
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テンプルワッシャー

メガネフレームを耳に掛けるための横棒を「テンプル」と総称します。

そのテンプルと、レンズの入っているフロント部分とをつないでいる蝶番のような場所に

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ワッシャーが入っていることが多いです。

06161.jpg

このワッシャーが擦り減ってしまっていたり、ネジが抜けてテンプルが外れた拍子にワッシャーもなくなってしまったりして、テンプルがパタパタ・グラグラするようなときには、新しいワッシャーをはめる必要が出てきます。

たいていの場合は厚さ0.1mmのもので間に合うのですが、微妙に厚い0.15mmのタイプのほうがグラグラしないこともありますし、内径が小さくないとはまらないことがあったりと、サイズが幾つかあるわけです。

たまに0.1mmでは厚くてはまらない、ということがあります。
ですが、汎用パーツを扱う会社のラインナップには、それがありません。
なので、そういう場合は、結構難儀してしまうのですが、薄いワッシャーを使うフレームを作っているメーカーに頼んで手配しました。

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なぜ今ごろ?
もっと早くから、こうすればよかったのに、と思うのですが、あえて責任を転嫁しますと、「鯖江産」をうたうのなら、テンプルワッシャーの規格くらいは統一してくれてもいいんでないの?
ということでありまして。

まぁ、仮に今から統一したところで、すでに流通している非統一規格のものはあるわけですから、結局複数のタイプのワッシャーを用意しないといけないことには変わりはないのですが。

メンテナンスに関わるネジとかワッシャーとか鼻パッドとかは、通常の眼鏡店であれば備蓄しているであろう汎用品で賄える規格にしてもらえると、ユーザーにご迷惑をかけることが減るのではないかとは感じます。






  1. 2018/09/14(金) 23:57:08|
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鼻に跡のつかないフレーム

「鼻あてのないフレームを扱っていると、ネットで見たのですが」といったお電話をいただくことがたまにあります。

この場合の「鼻あてのないフレーム」というのは、いわゆる「一山フレーム」のことではありません。

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正しく言うと「鼻パッドの跡が、鼻につかないフレーム」です。
「一山フレーム」だと、鼻あてはないのですが、鼻にブリッジの跡がついてしまうので、ご希望に添えません。

頬骨付近でフレームを支えて、ブリッジを鼻から浮かせるような仕組みのフレームがあります。
その仕組みについては、幾つかあるのですが、当店では、2タイプのフレームを置いております。


Aタイプ

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Bタイプ
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Aタイプの公式ホームページに当店が取扱店として掲載されているので、それをご覧になってお電話をくださるようです。

通常ですと、当店のホームページで詳しく取り上げるのですが、これについてはまだホームページで全く触れていません。
理由は二つ。

まず、取扱店としてご紹介いただいているものの、在庫が女性向けデザインの数本しかないため。
「だったら、取扱店を名乗るなよ」という話ですが、ごめんなさい。

もう一つ、私自身、このフレームをどこまで推していいのか、はかりかねているからです。

というのは、「常用すること」を念頭にお求めに購入されたかたがいらしたのですが、数時間で頭が痛くなるということで、何度かフィッティングしたのですが、結局解決することかできず、鼻パッドのあるフレームに交換したことがあったからです。
(当店で以前にも鼻パッドのあるフレームをおつくりいただいているかたですので、頭痛の原因は、レンズや度数ではないと、ほぼ言い切れます。)

私のフィッティングに問題があるのなら、そもそもこのフレームを扱う技量がないということになりますし、そうでなく「個人の感覚」によるものであれば、納品してみないとわからないという点でリスクが大きいです。

ですので、どちらかというと、常用したり、激しく動いたりするのではなく、短時間チョコっと掛けたい、というときにお勧めしたいのですが、それにしてはコストが高いので、結果として、あまり積極的にお勧めしていないということになります。

ある程度、骨格にも影響を受けますし、いずれにしても一度お顔に乗せてみないとイメージができないと思いますので、よろしければお掛けになってみてください。



  1. 2018/09/11(火) 23:50:25|
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レンズ重量と屈折率

レンズの度数が強くて、レンズの厚みが増えてしまう場合に、高屈折のレンズを選択することで厚みを減らすことができます。

では、レンズの重量も高屈折レンズにすることで減らすことができるのでしょうか?

下記は、

S+2.75 C-2.00 AX88 3△B.I.

のレンズを

53□16のフレームに、OCD68にてスライス加工したときの厚みと重量の比較です。
(通常)と書かれている下の数値はスライス加工をしていないときの場合ですが、そこの欄は無視してください。
(通常)と書かれている上の欄の「最大縁厚」と「重量」のみを気にしてください。


屈折率1.50 球面

248.jpg


屈折率1.60 外面非球面

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屈折率1.70 外面非球面

369.jpg


屈折率1.76 外面非球面

176.jpg


屈折率が高くなる(1.50より1.76のほうが高屈折になります)につれて最大縁厚は減少していきますが、重量は屈折率1.50から1.60へ変化したときこそ軽くなりますが、それ以上高屈折にしてもほとんど変化がないことがわかります。

これは、屈折率が異なることでレンズ素材が変わり、素材の比重が異なることに由来します。
薄くなることでレンズの体積自体は減っても、比重が大きいため重量の変化が起きにくいということです。

したがって「少しでも軽くしたい」ということで高屈折率レンズを選択するメリットは、1.60以上では、ほぼないということになります。
また「高屈折レンズにしたほうが軽くなりますよ」という案内をするのは、必ずしも正しくないということにもなります。

高屈折にしたほうが軽くなると思われているかたが意外に多いので、お気を付けください。




  1. 2018/07/24(火) 23:50:32|
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跳ね上げフレームについてご質問をされたかたへ

過日、跳ね上げフレームについてメールでご質問をされたかたがおられたのですが、返信したメールが戻ってきてしまいました。
メールボックスがいっぱいなのか、何らかのトラブルがあるのだと思われます。

メールアドレスしかわからない以上、他にどうすることもできませんので、ご覧になっているかわかりませんが、この場で簡単に返答いたします。


ご質問内容は、

べっこうタイプの跳ね上げフレームを探している
どんなタイプがあるのか&価格を教えてほしい

でした。

まず、おっしゃられている「べっこうタイプ」というのが、

真に鼈甲フレームなのか、

EOS_2018_07_21_035.jpg

鼈甲風のパーツを使っているものなのかがわかりません。

EOS_2018_07_21_036.jpg


もし「鼈甲」で「跳ね上げ」というフレームを希望されている場合、数は少ないながらも存在はしていますが、それをメーカーさんなり問屋さんなりから「貸して」もらえるかどうかはわかりません。
「借りる」のではなく「仕入れる」ということは、当店が買い取ることになりますので、確実にご購入されるという確約がない以上、お断りいたします。

価格的には、鼈甲のランクによってピンキリですので、おいそれと申し上げることはできません。


「鼈甲風の」跳ね上げフレームを探されている場合、たとえばこんな感じのものであれば、

EOS_2018_07_21_037.jpg
EOS_2018_07_21_038.jpg

もう少し手に入りやすいと思います。
価格は、1万円近辺から数万するものまで、幅広いはずです。

ただ、当店には、当店で扱っていない跳ね上げフレームのカタログがあるわけではないので、「こんなものがありますよ」とPDF等でパッとお目に掛けることはできません。
取引先をあたって、いろいろなモデルの画像データを入手することは物理的には可能でしょうが、失礼を承知で申し上げますと、手間のかかる作業になりますので、申し訳ありませんがお断りさせていただきます。


「鼈甲 跳ね上げフレーム」
「跳ね上げフレーム ブロータイプ」
などのキーワードで検索をされれば、ある程度はご参考になるかもしれません。

なお、通販サイトで表示されている価格は、通販サイトだからできる価格であり、その価格を対面販売が基本の店舗に求めるのは無理がございますことをご理解ください。


以上、ご満足いただける内容でないことは承知いたしておりますが、回答申し上げます。
このような形でしか連絡の取りようがございませんでしたこと、ご容赦ください。

追加のご質問がございましたら、お電話にてお願いいたします。


  1. 2018/07/21(土) 23:50:26|
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ありそうでない変形

「突然、かけ心地が緩くなった」ということで、他店購入枠を持参されたかたがいました。

フレームを拝見しますと、何かおかしい。

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智が、まっすぐに伸びてしまっていました。

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片方が無事で、片方だけ伸びているという、なかなかないパターンです。

ご自身は身に覚えがないそうですが、だれかに踏まれたか、踏んだ記憶がないかのどちらかかと。

保持するのに難儀する二又タイプの智なので、直そうにも怖くて仕方ありません。

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が、「壊さないでやってほしい」という、よくある無理難題をおっしゃる。

ixy_20180604_005.jpg

何とか、使えるレベルには戻せましたが、智の形状を元通りにはできませんでした。


  1. 2018/07/14(土) 23:50:03|
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テンプルが動かない

8年前にアップしたネタと重複しますが・・・

「急にフレームがきつくなった」ということで来店されるかたが、この時期おられます。

フレームを拝見しますと、本来なら、たとえばこれくらいの間隔がある左右のテンプル(ツル)の開き幅が

IXY_20180711_001.jpg

このように、片側が明らかに狭くなっている

IXY_20180711_002.jpg

ということがあります。

こうなってしまう原因として、もちろんフレームが何らかの理由により歪んでしまった場合が挙げられますが、この時期に多い原因として、テンプルが固くなって動かないというのがあります。

これは、テンプルとフレーム前面とをネジで連結している部分(丁番と呼ばれます)に、汗やほこりなどがたまって固着することによって起こります。

ネジを緩めて、洗浄機にかければ元通りになることがほとんどです。

こうなってしまったとき、無理にテンプルを広げようと力を加えすぎると、フレームが破損することもあります。
フチなしフレームの場合は、レンズに負荷がかかりすぎて割れてしまうことがあります。

ご自身でお掃除することももちろん可能ですが、ネジを緩める必要があり、はずみでネジが抜け、ついでにワッシャーも外れてしまったりすると難儀しますので、可能であればメガネ店で調整してもらうのが良いかと思います。




  1. 2018/07/11(水) 23:51:13|
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レンズ袋の表記

お電話での問い合わせ。

眼科の処方箋でメガネを作った。
いろいろ数字が書いてあり、どういう意味があるのか教えてほしい。

とのこと。

てっきり処方箋の記載内容についてのことだと思って聞いていたのですが、どうやらレンズ袋の記載事項についてのようです。

当店では、お客様のご注文されたレンズがメーカーから送られてくる際に封入されている袋がありまして、お店によってはそれを納品時にお客様にお渡しされているようです。

当店では、レンズ袋はお渡ししておりません。
加工時にチェックが済んだら捨ててしまっています。
なので、納品時に「レンズの袋をください」と言われても、間に合いません。

話がそれましたが、袋に書かれていた数値というのは、下画像のようなものです。

IMG_2311.jpg

お電話されたかたは、まず、SとCとに2つの数値が並んでいることに困惑されたようです。

これは、このレンズの度数が
S-6.75 C-1.00
もしくは
S-7.75 C+1.00
であることを表しています。

どちらも、度数としては同じです。
片方のCがマイナスで、片方のCがプラスであるところがミソなのですが、これの説明は割愛します。
今は時間がないので、気が向いたら別の機会に。

右上の
「ne=1.74」
は、このレンズの屈折率が1.74であることを示しています。
屈折率というのは、レンズの厚みに関係してくる数値です。

「75MM」
は、このレンズの直径をミリメートルで表したものです。
通常、レンズは丸い生地で送られてきますので、その生地の直径が75mmだということです。
フレームの大きさ(玉型と鼻幅のサイズ)と、左右レンズの光学中心間距離との兼ね合いによって、どれくらいの直径が必要かが決まってきます。

「T1.1」
は、このレンズの中心厚です。
凹レンズですので、一番薄いところの厚さということになります。


まぁ、そういったことが書かれているわけです。

お電話をされたかたは、「では、これらの数値があれば、コンタクトレンズの注文(通販でしょうね)ができるのか」ということも最後に尋ねられましたが、基本的には無理です。

眼鏡レンズの度数と、コンタクトレンズの度数とは、度数が強くなるほど乖離が出ます。
乱視入りの場合、この数値だけでは、乱視軸がわかりません。
コンタクトレンズの処方には、ベースカーブという、角膜湾曲度を勘案した数値が必要になりますが、当然それもわかりません。

必要となるべき情報が足りませんので、これでは適切な注文はできません。
我々の立場では、そのような答えになります。



  1. 2018/07/04(水) 23:50:36|
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